まずはここを押さえる!努力を積み上げて成果を出すための大切な”思い込み”
1.勉強の一丁目一番地
勉強には、「ここから出発するんだぜ」という、絶対に欠かせないものがあります。
結論から書きますが、少し予想してから下に読み進めてください。
す
こ
し
はい。ズバリ言いますと、思い込むことです。
何を?
「自分はどこまでも成長し続ける人間だ!」
と。これです。
はっきり言います。
これが無いと、どれだけ勉強をしても、成果に表れません。
どれだけ努力しても、願う結果は得られません。
それくらい大切なことなのです。
「自分は数学ができない」「自分は英語ができない」と思っている人。
それは無駄な思い込みです。あなたにとってマイナスにしかなりません。
そう思うことで、何か良いことありますか?
そう思うことで、誰かが幸せになりますか?
そういうのを、「自己卑下」と言います。自分を下げちゃあきませんて。
何も自信過剰になれよ、と言っているわけではありません。
わざわざ自分の可能性を縮める思考をしないように、と言いたいのです。
2.人間の可能性は無限大
月並みです。ありきたりです。
でも、心の底からこう思えている人はどれだけいるでしょうか?
こう信じている人は、勉強に限らずどんな分野でも、時間がかかったとしても伸びていきます。
逆に、「自分は○○に向いていない」とか、「自分は△△の才能がない」と思ってしまっている人は、本当にその通りになっていきます。どれだけ努力に時間を費やしたとしても、です。脳は、思い込んでしまったら、それを実現するようにできているのです。
ですから、「自分は成長できる!」という思い込みが大事なのです。
人間の脳は、思った通りの自分をつくりだします。
例えばあなたは、「想像妊娠」というものを知っているでしょうか?
文字通り、想像だけで妊婦さんのような身体の兆候が表れるのです。
思い込みだけで、
・生理が止まる。
・腹部が膨張する。
・つわり等の症状が出る。
といった身体の変化が表れます。思い込みだけでこうなることもあるのです。人間の”思い込み”の力が、いかに強いかを表しています。
だからこそ、勉強をやる前には、「俺はできるようになる!」「私は成長するんだ!」という思い込みをつくり、努力の出発の土台をつくるのです。
めちゃくちゃだいじです。
3.どのようにしたら思い込めるのか
以下①~③の手順で、8割方は思い込めるようになります。
①「俺・私は成長し続ける人間だ」と、寝る前に50回、起きた時50回、声に出して唱える。これを3週間続ける。
寝る前と起きた時というのは、潜在意識と顕在意識が混ざり合っていて、潜在意識に入りやすいタイミングです。そこで50回ずつ声に出して唱えます。
思い込みは、潜在意識に根付いているものです。潜在意識を書き換えるには、「言葉」を使うのが最もシンプルで簡単な方法です。
②日常的に使う言葉を変える。
「ありがとう」「嬉しい」「すごい」「素晴らしい」「幸せ」「ついてる」といった、プラスの言葉を日常的に使うように意識します。同時にいくつも意識するのは難しいので、まずは1つか2つを使って行きましょう。
なんだか宗教チックになってきたと思いましたか?しかし、これは極めて科学的な手順です。成長し続ける人は、プラスのイメージの言葉ばかり使っています。そうでない人は、マイナスのイメージの言葉ばかり使うのです。そうした、日常の何気ない言葉で、現在の思い込みがつくられていることを忘れてはいけません。
日常的に使っている言葉が、あなたの遺伝子のスイッチをオンにしたり、オフにしたりするのです。これを「エピジェネティクス」といいます。今回は割愛しますが、良い遺伝子のスイッチをオンにするのがプラスの言葉なのです。
③笑顔。
最後は身体です。デキる人はたいがい笑顔です。
これも前述したエピジェネティクスの考え方が入っています。笑顔は、人間の良い遺伝子のスイッチをオンにするのです。
何でもいいのです。笑いましょう。
面白くなくてもいいのです。笑いましょう。
面白いから笑うのではなく、笑うから面白くなるのです。
笑顔、笑顔、笑顔。
笑顔があなたを成長させてくれます。
4.最後に
成長できない人はいません。どんな人も、成長していきます。
成長できないとしたら、それはその人の勝手な思い込みで、「自分は成長できない」と思い込んでいるだけです。
そうではなく、「自分は成長し続ける」という思い込みをつくりましょう。
大事なのは、この思い込みには根拠は必要ないということです。根拠のない思い込みなのです。根拠がある思い込みは、その根拠がなければもろく崩れ去ります。根拠がないからこそ、ブレずに、強い思い込みとなるのです。
ちなみに、今回の「人は成長できる」という考え方は、「成長型マインドセット」「しなやかマインドセット」と言います。成長型マインドセットについて書いた記事もあるので、もしよかったらご覧になってください。
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