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【ヨッシーの植物記4】トロント周辺の植物いろいろ グリーンウッド保護エリアを歩く

7月10日(土)は、久々にすこぶる気持ちの良い晴天を迎えました。気温25℃。一家全員でドライブ、40分ほど走ったグリーンウッド・コンサベーション・エリアに行きました。前に私が単独行でフィッシングに行き、道に迷い、散々歩く羽目になったところです。

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ここはトロントの東にある エージャックス(Ajax)という町の西部にあるのですが、広大な自然保護地区で「犬を放し飼いにしてもよい」というお墨付きのある所です。当然のごとく犬同伴の人たちは、ここに来ると皆、犬をチェーンから解き放ちます。ここに限りませんが、パークやトレイルに人々が連れてくる犬たちは皆、よくトレーニングされています。人に向かって、あるいはほかの犬に対して吠えるような犬は、まず見たことがありません。

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これはこちらではよく見かける植物です。調べると、Staghorn sumac (スタグホーン・ス―マック)。私の分厚い辞書には、「温帯原産の秋に紅葉するウルシ科の植物。実は酸っぱく調味料に加える」と書いてあります。和名はありません。フランス出身の友人は、この実を乾燥させてから細かくしてティーを作ると言ってましたが、きっと少し酸っぱい味がするんでしょうね。

今日はなぜか、野の花を見かけることがあまりありませんでした。ヘッダーの写真ぐらいなもので、それは前にご紹介済みです。

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この赤い実がなる植物は、グー・レンでは Tartarian honeysuckle となっています。さらにネットで少し調べてみましたが、確かによく似てはいますが、ちょっと違うようにも見えます。たぶん同じでしょう。記事を読むと、シベリア及び東アジアが原産で、1752年に観賞植物として北米に初めて紹介されたとなっています。米国の独立宣言が1776年ですから、それよりも前の話なんですね。

辞書によると、Tartarian honeysuckle は 「スイカズラ科の落葉低木。アジア原産で白または桃色の花が咲く」 となっています。

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実の色は違いますが、これもグー・レンでは予想通り、Tartarian honeysuckle でした。前述の赤い実のものと同じです。

次はきっとすぐお分かりになるでしょう。日本でもお馴染みの植物で食べられます。

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フキ(蕗)です。こちらにもいっぱい育ってます! だいぶ昔の話ですが、日本からご主人の研修か何かでトロントに来たご夫妻が、郊外の方にドライブに行った際、道路際にフキがゴッチャリなってるのを見て感激、袋いっぱい採ってきたと話していたのを思い出します。

次も、春先に若芽をつまんできて食べることができる植物です。

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これも日本と同じですよね。シダ (fern)。春先に渦巻き状の新芽が出てきて、それを採ってきて醤油漬けにしたり、てんぷらにしたりします。こごみです。日本でもシダってこんなに大きくなります? こちらのは人間の腰から肩ぐらいまで生長します。

今回の植物記はこのへんでおしまいです。今回はビデオが撮れなくて残念でした。

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