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2024年4月8日、私たちの皆既日食、トロントにて。。。

次にトロント方面で皆既日食が見られるのは2124年だとかで、どう考えても無理な話。何としても今回、見届けなければ一生悔いが残るやもしれぬ。。。しかし、如何せん、天は我らに味方せず、この日に限ってトロント周辺は曇り空が広がってしまい、ヤキモキしながら運命の午後3時ちょっと過ぎを迎えました。

その時のトロント上空がヘッダー写真の状態です。悲しいかな、真ん中あたりのチョコッと明るくなっているところに太陽の切れ端がのぞいています。

前の日も、一昨日も素晴らしい快晴、そして翌日9日も快晴。。。なんで8日に限ってトロントの上空は雲ってしまったのか。。。

それでも、時々、雲が流れて青空の隙間が少しできた時に、瞬間的でしたがまん丸の太陽の全容が見え、15~20%ぐらい黒い月がかぶさっているのがハッキリ見えました。もちろん目をやられないための特別なサングラスをかけて見たものです。

その時間帯、私たちはシニアの友人宅での肩の凝らない集まりに出かけていました。ほとんどジャパニーズのシニアでほかに少ないけれどコリアン、タイワニーズも加わってました。みんな表に出て「見えた、見えた!」「わあ、わあ!」と大きな声を張り上げて、まるで子供みたいでした。

トロントよりもちょっと南東にずれたナイアガラ滝(車で1時間45分ほど)方面ではもっとよく見えたそうです。そのほかのカナダ北東部の場所でも皆既日食は観測できたようです。

そこで、カナダの公共放送、CBCテレビの全国ニュース、The National の動画コラム、

The Moment で伝えたカナダの皆既日食フィーバーの模様を見ていただきましょう。次のURLをクリックしてください。

https://www.cbc.ca/player/play/1.7167756

曇り空の下、私たちのは満足な皆既日食見物ではありませんでしたが、太陽と月が完全に重なった時、あたりは薄暗くなり、急に寒くなりました。あの異様な感じは忘れられません。

あんなにもたくさんの人々が何もかもほったらかして(学校は半ドンになり、孫はランチ前に帰宅してきました)、皆、同じ特殊サングラスをかけて空を見上げ、歓声をあげたり、拍手したり、中には感極まって泣き出した人がいたり。。。

これは戦争のない平和な国でなければ見られない光景だなと、つくづく思いました。

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