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ライラック、マーシュ・マリゴールド、イタドリ、トロント周辺の春たけなわ

5月15日(土)はほぼ1日中、出回っていて、帰宅時にはいささかグロッキー気味でした。567禍の中ですが、アウトドアでほかの人たちと密接になることはありませんでした、念のため。

天気は素晴らしかったです。20℃前後まで上がり、Tシャツ1枚でも大丈夫、だいぶ日焼けしました。今朝は私たち夫婦と友人カップルの計4人で初めてのハイキングトレイルに行ってきました。我が家があるトロント市北隣のマーカム市(人口約35万人)の東側にあるボブ・ハンター・メモリアル・パークという緑地帯です。ここの入り口にある駐車場のそばにヘッダーの写真、ライラックが咲いていました。この木はトロント周辺にはたくさん見られます。毎年、この時季になると一斉に咲き始め、独特の芳香を街中に放ちます。この香りは、時には強烈過ぎてむせるような気分にもなるのは私だけではないと思います。

このパークは、我々がいつも歩いているルージュ・パークを流れるルージュ・リバーの上流にあたるところで、やはりパークの中心にルージュ・リバーが流れています。市街地に近接したパークの割には森や林、原野、川とそろってなかなか綺麗なところでした。

ここでも私は例の大好きな黄色いワイルドフラワーに遭遇しました!

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今度はちゃんと調べました。Marsh Marigold (マーシュ・マリゴールド)。直訳すると「湿地のセンジュギク、あるいはキンセンカ」となります。このところ、私はハイキングに行くと毎回のようにこの大好きなマーシュ・マリゴールドに出会っています。こんなに明るくて、光り輝いて、元気いっぱいの野の花ですが、Marigold の花言葉ときたら「悲しみ」「絶望」と書いてありました。まったく似合わない花言葉と言いたいです。

さて、このパークを出た後、かねてから気になっていたことを解決すべく行動に出たのです。きっかけは前に読んだお二方のnote記事です。

お二人の記事に登場した「イタドリ、(虎杖)」という植物、私は何も知らなかったのですが、吉隠ゆきさんがアップしたイタドリの写真は、トロント周辺でもよく見かけるものなので、コメントさせていただき、ノリノリさんがイタドリが食べられるという記事を載せられた時に、たまたま、友人からいただいた調理済みのイタドリをご馳走になり、とてもおいしかったということが重なりました。独特の食感がとてもよかったのです。

今日、一緒にハイキングに行った友人カップルの奥さんから調理したイタドリをいただいたのですが、彼女が「今日、これからイタドリをもらった友達のところに行って、どこで摘んだか訊ねてきましょう」と言ったのです。お友達もトロント在住数十年という日本人女性ですが、そのお宅に行きましたら、「じゃあ、今、一緒に採りに行きましょう」と言ってくれました。そこから歩いて10分ほどの道端にイタドリの若芽といいますか、若木といいますか、ニョキニョキと生えていたのです!

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この場所は、私たちがハイキングに行く場所などとは全く異なるトロント市の街中、住宅地というかアパートがたくさんあるような場所なのです。フツーのカナダの人たちは、まさか道端に生えているこのような物が食べられるとは、夢にも思わないでしょう。

これからしばらく、我が家の食卓にはイタドリの料理が続くことになります。

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