オーガニックに騙されない

はい。

まだまだ流行りのオーガニック。いやすでに定着のオーガニックというワード。それゆえに、きちんと理解していない人たちがオーガニックというワードだけで、なんとなく良さそうと惹きつけられてしまう。

そうなんです、ただ単にオーガニックというワードだけに騙されないでください。

先日、うちの美容室のスタッフから報告がありました。
とあるお客様がヘアカラー専門店に行かれたとのこと。リーズナブルだし、お店の看板やメニューにもオーガニックのカラー剤を使用と謳っていたので良いかと思ったと。で、染めた直後はまあまあ良かったのだけれどもしばらくすると髪が絡まってどうにもならなくなってしまったと。

このように、オーガニック≠必ず良い、ではないということです。

日本ではきちんとしたオーガニックの認証基準はなく、商品に数パーセントでもオーガニック(有機栽培の自然由来成分)を配合されていればオーガニック製品と謳うことが出来てしまいます。

逆に、かなりの高水準でオーガニック成分を配合している商品も多数あります。肝心なのは、オーガニックという言葉だけに惑わされずにきちんと見極めることが大切です。例えばヘアカラー専門店でオーガニックを謳っているのならばどのくらいオーガニックでどのように良いのかお店のスタッフに聞いてみてください。(意外にスタッフも知らなかったりして・・・)

また、オーガニックは機能性とは対極的なものでもあるので地肌や髪には優しいかもしれませんが、必ずしも髪の悩み解消や手触りなどの質感コントロールに向いているわけではありません。オーガニックを取り入れるということは自分自身のライフスタイルに合わせてみるということだと思います。

僕個人の考えとしては、オーガニック製品と高機能化学製品のどちらが良いということではなく、どちらも良いと思っています。それぞれをどう使い分けるかが大切。併用するのが一番いいように思います。

あまり頭でっかちになりすぎずに柔軟に自分に合ったものを探してみてください。

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