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【イメージトレーニング】を継続することで仕事や日常生活にもたらすプラスの効果とは

こんにちは。
仕事で高いパフォーマンスを求める際、イメージトレーニングを実践しています。プレゼンをする前や大事な商談にのぞむ前、イメージトレーニングをしてのぞむと本番では落ち着いて行動することが出来るので繰り返し行うようにしています。

プロのスポーツ選手で「イメージトレーニングをしない」という人はいらっしゃらないと思います。私も中学から大学までテニスをしていて、コーチからイメージトレーニングについて学んできました。

自分のプレーが上手くいく場面、試合の流れ、勝利の瞬間、その時にもらうチームメイトからのお祝いの言葉など、ありとあらゆることを出来るだけ鮮明にイメージすることでそれが実現化すると言われています。

「なんだか失敗する気がする・・」とネガティブなイメージをしていた時は「やっぱりイメージしていた通りに失敗した」という経験も多々あります。

ソチオリンピックでのフィギュアスケートの羽生結弦選手は日本からソチへの10時間以上のフライトで4回転ジャンプのイメージトレーニングを繰り返したそうです。そして本番では見事4回転ジャンプを決め、金メダルに輝きました。

その際の羽生選手のインタビューがありました。

「目をつぶると(4回転)サルコウとトウループのことしか
頭にありませんでした。

(機内で)そのまま寝たので、
ジャンプを跳ぶ同じシーンが永遠に繰り返されて、
全部跳べていました。

機内で身体を休ませながら、
やるべきことをやったという感覚です」

雑誌「Numbers」より

イメージトレーニングはスポーツでよく取り上げられますが、日常生活や仕事でもイメージトレーニングをすることで成果につながると考えています。

イメージトレーニングの効果

1995年パスカル・リオーネ博士達が発表した論文があります。

ピアノの演奏経験がない男女9名を3人ずつ以下のグループにわけて
実験を行いました。

グループ①
ピアノの実践練習を1日2時間5日間行う

グループ②
ピアノには一切ふれずにイメージトレーニングのみ。
実際の音や鍵盤を動かしているイメージのみで指は動かせない状態。

グループ③
実践練習もイメージトレーニングも行わない

そして5日の実施期間を終えて、実際にピアノを演奏させてその正確性や
精度を測った結果、1番上達を見せたのは①のグループですが、②のメンタルトレーニングを実施していたグループは③の何もしていないグループよりも、遥かに高いパフォーマンスを演じました。

なぜこのような効果があるのでしょうか?

脳が「実際に行動した経験」「鮮明にイメージしたもの」を区別することが苦手なので、脳はイメージしたことを実際の経験として勘違いしてしまいます。

繰り返しイメージしておくと、実際にその場面に遭遇した時に脳は記憶の中からイメージで浮かべた反応を選んで体に指示を出します。イメージトレーニングでは体を動かしませんが、脳から筋肉への命令をする練習を繰り返し行うことで、例え緊張や不安を感じる場面であってもイメージしたものと同じ動作が高い確率で出来るようになります。

イメージトレーニングのおすすめポイント

イメージトレーニングをする際に意識すると良いポイントがいくつかあるのでご紹介します。

(1)大切なのは継続。1日5分でOK
(2)五感を意識して細部までイメージする
(3)成功イメージを強化する
(4)主観でイメージする
(5)客観でイメージする
(6)スローモーションでイメージする
(7)モチベーションコントロールにイメトレを使う

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朝起きた時に一日のスケジュールをイメージすることでその日のパフォーマンスも上がり、無駄なく行動することが出来るので日常生活にもお勧めします。ぜひ、一度試してみてくださいね。





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