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吉田柴犬の神社巡り020「二葉神社」

不信心極まりない吉田柴犬@静岡県浜松市在住が、近所の神社を巡って、お詣りするシリーズ。

二葉神社

 浜松市のとなりのとなり、袋井市にある法多山 尊永寺は、「はったさん」と呼ばれて親しまれている。高野山真言宗の別格本山という格式のあるお寺らしいけど、厄除け団子のお寺として親しまれている。

 柴犬は子どもの頃に行ったことがあるらしいのだけど、記憶がない。ということで、50歳を大きく超えてから、夫婦で出かけてみた。
 麓の駐車場にはたくさん車が停まって、観光客がたくさん訪れていた。法多山というだけあって、坂道をかなり登りながら、本堂に向かうのだけど、途中の木々が立派なこと、そして、道中、いろいろな神社などがたくさんあって、面白かった。そして、柴犬が感動したのは、浜松の遊郭にあった神社があったことだ。
 ここは戦前、浜松市の鴨江二葉町にあった『二葉遊郭』と呼ばれる場所に祀られていたもので、そこで働く芸妓や娼妓、カフェーの女給たちがお金を出し合い建立されたと、説明文があった。

その遊郭の名前は「二葉遊郭」。場所は浜松市中区鴨江。鴨江観音という名で地域に知られる鴨江寺がある。柴犬が子どもの頃、近くを通ると、「ここは鴨江観音にお詣りするヒトたちが泊まったところなのかな」と思ったりした。でも、ここがもともとは遊郭で、今ではいわゆるビジネス旅館街であることはオトナになってから知った。
 二葉遊郭はもともと、もっと街なか、伝馬町と旅篭町にあった二つの色街を大正11年に鴨江に移転したとのこと。理由はたぶん風紀上の理由で、中心部から遊郭を離れたところに移転した、ということらしい。
 こういうネタでは浜松の「ステッキガール」というネタもあるけど、神社とは関係ないからこのへんで。(=^・^=)


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