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吉田孝行作品『タッチストーン』がマカオで開催される映像祭「當下未來影展-澳門x台灣x日本」で上映されます!

7/13(土)〜7/14(日)にマカオで開催される映像祭「當下未來影展-澳門x台灣x日本」で、拙作『タッチストーン』が上映されます。マカオのデザイン学校iCentre Macauが主催する映像祭で、昨年の京都のVIDEO PARTY 2018に参加した10作品のうちの1本として上映されます。どうぞ宜しくお願い致します。
https://www.facebook.com/presentfuturefilmfestival/
https://www.facebook.com/iCentreMacau/

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吉田孝行作品『タッチストーン』
(撮影・編集:吉田孝行/2017年/10分/HD/16:9/カラー&白黒)
日本のとある庭園に置かれている白い色の大きな丸い石。大理石の彫刻作品であり、その上に子ども達はよじ登って遊んでいる。「自ら子ども達のために仕事をする芸術家は、間違いなく普遍的なものにまで達するのだ」というフランスの映画批評家アンドレ・バザンの言葉に着想を得て制作された。本作はまた、アンドレ・バザンが論じた映画と他芸術との美学的共生の可能性を、彫刻を対象として探求した映像作品でもある。

高桥吉田 Takayuki Yoshida / 觸模石頭 Touch Stone / 記錄片 Documentary
那放在日本某個庭園的大塊白色圓石。那是大理石的雕刻作品,小孩喜歡爬到上面玩耍。法園的影評人AndréBazin說過「為了自己孩子進行創作的藝術家、作品有著它的普遍性」,本作想像著此評話進行製作。本作也以AndréBazin「影像有與其他藝術作品共生的可能性」的論點、探求影像作品以雕塑作品為對象的可能性。

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拙作はいずれも、ドキュメンタリーという言葉から想起されるある種の定型を刷新することを意図して、以下の基本コンセプトに基づいて制作されております。①特定の人物や集団あるいは事象を追わないドキュメンタリー、②他者の苦しみや困難あるいはそれから派生するドラマ性に依拠しないドキュメンタリー、③人間を撮るのではなく、人間もその一部にしか過ぎない現前の世界を撮るドキュメンタリー、④映像の記録的価値に依拠しないドキュメンタリー、⑤時間の経過から派生するドラマ性に依拠しないドキュメンタリー、⑥映像の言語情報伝達機能に依拠しないドキュメンタリー、⑦未来の仮象としての子ども達の姿を通して未来を記録しようとするドキュメンタリーです。

【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)、『躍動する東南アジア映画』(論創社)など。映画とアートを横断する映像作品を制作、近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、サラミンダナオ・アジア映画祭、デトモルト国際短編映画祭、マドリード、モスクワ、コペンハーゲン、ハンブルグの展覧会など、20か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。世田谷区子ども基金助成事業「こどもドキュメンタリー教室」主宰。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭など、10か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。新作に『アルテの夏』(2019)や『モエレの春』(2019)など。

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