感染発覚後、ＰＣＲ検査の予約を入れてくれたクリニックのかかりつけ医にお礼に行ってきた。
先生曰く、接触者確認アプリCOCOAで濃厚接触者認定されたから検査の予約ができたとのこと。
そして、重症化した話しをすると、発症７日から１０日で急変して重症化する例が多いとも言っていた。
また、町会の会長にも全快の挨拶に行き、後遺症として、
【心肺機能の低下】【指のしびれ】【ひざ下の湿疹】
の治療が残ったという話をした。

挿入したＣＴ画像でも解るが、左がＩＣＵに入った日の画像で、白いスポンジのようなものが多い。
右の画像が退院のときのもので、黒い影が増えていて良くなっているのが解った。

悪くなったことばかりではなく、良いこととして体重が8kgも落ちスリムになたこと。
そして、なんとコロナの抗体が６．２２でピークとなってコロナにかかりにくくなった。
今後は、３か月以内に後遺症が納まり、心肺機能がどれだけ回復するか？
１か月、３か月後に診察にきて経過を見守ることになる。

今月１７日に１２万人を突破してから１３万人に達するまでは、わずか４日で、「第２波」に見舞われた８月上旬を上回るスピードで、感染が急拡大している。
全国で毎日2,500人以上の方が新型コロナウィルスに感染し「医療現場のひっ迫」全国で深刻化している。
重症者も４３５人となっている。
僕がＩＣＵ入っていたときも、患者一人当たり看護士さんが二人、24時間体制で看病してくれて、担当医は休みもせず、毎日顔をだしてくれていた。

埼玉県立循環器・呼吸器センターの重症化するサインでは、血液中のリンパ球数、フェリチン、Ｄダイマー、ＣＲＰなどの数値を判断基準にしていた。それは、僕が緊急入院したときの数値、
●フェリチンが３，０１３≧２７４（基準値）
●Ｄダイマーが１．６８≧１．0（基準値）
●ＣＲＰが１４．２≧０．１４（基準値）
でサインの通りだった。

最後に、不幸にも新型コロナウィルスに感染された方がこの体験記を通じて、重症化することなく軽症で退院できることを、お祈りしています。

今まで、長い話しにお付き合い頂き、ありがとうございました。
お世話になった先生、看護士さん、迷惑をかけた家族に、精一杯のありがとう。

お終い！