カースト上位グループだって辛いもんは辛い

はじめて、ものすごく辛かったときのことを書く。

不登校になったとき、担任に「自己責任」と言われたことだ。

私は当時、スクールカースト最上位のグループにいた。(当時はスクールカーストという言葉はなかったけど、その概念はあった)

と言うと「じゃあウェーイ!な楽しい学校生活送ってたんだねー」と思う人もいるかもしれないけど、とんでもない。端的に言って、地獄だった。

きっと今も、私みたいな子はたくさんいる。

うっかりカースト上位グループに入ってしまったものの、グループ内では見下されて、グループの外からは「悩みなんてないタイプ」と思われて、実は人知れずとんでもなく辛い思いをしている子が、きっといるはずだ。

◇◇◇

「サキはいつも楽しそうだったよね」

ミナにそう言われ、心底驚いた。年明け、久しぶりに会ったときのことだ。彼女は中学時代の友人で、クラスは違ったけど部活が一緒だった。だから、私が不登校になったことは知っているはずだった。

「いや、ずっとしんどかったよ。コミュニケーション苦手だし」と言うと、ミナは「今思えばそうだったんだろうね」と前下がりボブに手をやる。

「でも……イケてるグループにいる子って、悩みなんかないんだと思ってた」

この続きをみるには

この続き:2,290文字

カースト上位グループだって辛いもんは辛い

吉玉サキ

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。サポートしていただいたお金は生活費の口座に入れます(夢のないことを言ってすみません)。でも、サポートじゃなくてもフォローやシェアだけでもめちゃくちゃ嬉しいです。お友達になってください。

ありがとうございます。趣味はピクニックです。
39

吉玉サキ

#エッセイ 記事まとめ

noteに投稿されたエッセイをまとめていきます。 photo by 横田裕市( https://note.mu/yokoichi )
1つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。