全国の書店員の皆様、どうか私の本を置いてください。

全国の書店員の皆様へ

はじめまして。ライター・エッセイストの吉玉サキと申します。

突然ですが、お願いがあります。

6/19に平凡社より刊行される著書『山小屋ガールの癒されない日々』を、貴店に置いていただけますでしょうか?(倉庫に入るのが19日です)

とはいえ、どんな本かわからないと、そうやすやすと入荷できませんよね。連絡いただければ、試し読みのPDFを送ります!

今日は、この本と私について知っていただきたく、この記事を書きます。

どうか、読んでください。


どんな本なの?

山小屋で10年間働いていた私が、その体験を書いたエッセイです。

2018年7月からwebメディア・cakesで『小屋ガール通信』を週間連載していたところ、平凡社さんから書籍化のお話をいただき、加筆修正して書下ろしを加えました。

↑cakes版はここからお読みいただけます。

第2回cakesクリエイターコンテスト受賞作! 新卒で入った会社を数ヶ月で辞めてニート状態になり、自分のことを「社会不適合者」と思っていた23歳の女性が向かった新天地は山小屋のアルバイト。それまで一度も本格的な登山をしたことのなかった女性が、はじめての山小屋で出会った都会とはちがう山の社会とは? 10年間、山小屋で働いていた山ガールならぬ小屋ガールの吉玉サキさんが、山小屋スタッフの日常、恋愛、人間関係などを綴るエッセイです。

こちらはwebで読みやすいよう、一文が短くてくだけた文体ですが、書籍版は縦書きでも読みやすいように修正してあります。

山小屋の仕事や暮らし、スタッフの恋や人間関係を、一話完結で書いています。感動する話ではなく、軽く読めてくすっと笑えるような本です。

cakesでの読者さんは、登山が好きな人もいれば、「山には興味ないけどこの連載は毎週読んでます!」という方もいらっしゃいます。

平凡社の方は、「アウトドアの棚はもちろん、ライフスタイルや女性エッセイの棚にも置いていただきたい」と話していました。


吉玉サキとは

まずはプロフィールと略歴を紹介させてください。

■プロフィール
webメディアでエッセイや取材記事を書いているライター・エッセイスト。札幌出身・東京在住の30代。イラストレーターの夫とふたり暮らし。気弱なわりに楽観的。

■略歴
子どもの頃からメンタルが弱く、不登校や精神科通いを経験。文化学院創造表現科で文芸創作を学んだのち、作家を志して新人賞への投稿を続けながらフリーター(山小屋従業員)に。29歳で精神科通いを終了。結婚と同時に夫婦でバックパッカー旅に出る。帰国後は旅の経験を書いて売り込み、別名義でエッセイ本を出版。2017年を最後に山小屋を辞め、2018年からライターとして活動。


この本を書いた理由

この本を書いた第一の理由は、「山小屋ってこういうところなんだよ!」と伝えたいからです。

山小屋とは、登山者向けの宿泊施設です。標高3000メートル近く、街から登山道を何時間も歩いてようやく到着します。とてもじゃないけど通勤はできないので、スタッフはみんな住み込みです。

もちろん、周りにお店なんてありません。食材やトイレットペーパーなどの物資は、すべてヘリで運びます。水はすべて沢水か雨水。電力会社の電気も来ていないので、発電機で発電します。

あるのは大自然だけ。雲海、ご来光、満天の星空、木々に野生動物たち……。

「そんな環境で働くなんて、さぞかし大自然に癒されるでしょう」とよく言われるのですが、そんなことはありません。

最盛期は意識が飛ぶほど忙しいし、住み込みならではの人間関係はときに複雑。「私は仕事ができないポンコツだ」と落ち込んだことも、お金の不安に苛まれたこともあります。

「大自然の中で働く喜び」「一緒に働く仲間との友情が……」といったキラキラした体験談を求められることが多いですが、現実は違います。

だから山小屋のリアルを伝えたくて、この本を書きました。と言っても別に暴露本ということでもなく、内容はおおむねポジティブです(笑)。


第二の理由は、「社会に居場所がない」と感じている人に、私の経験を伝えたかったからです。

私は新卒で入社した会社をわずか3ヶ月で辞めてしまい、「私なんかに勤まる仕事なんてない」と自己否定に陥っていたところ、幼なじみに勧められて軽い気持ちで山小屋に行き、そのまま10年間働きました。

「私にもできる仕事がある」という事実は自信につながり、少しずつですが、自分を肯定できるようになりました。また、仲間と伴侶ができました。

今、生きづらさを感じている人も、居場所を得ることで生きやすくなることがあると思います。私の場合はたまたま山小屋でしたが、居場所はそれぞれに違うでしょう。

私の体験が、過去の私と同じ境遇の人を勇気づけるかもしれない。それも、この本を書いた理由のひとつです。


この本を多くの人に届けたい!

私はこの本を売るためにできる限りの営業努力をしたいと思っています。

もちろん平凡社さんも営業を頑張ってくれていますが、私自身も、できる限りのことをしたいんです。POPも色紙も書くし、なんだったら直接伺います(お邪魔でなければ)。

どうか、試し読みだけでも読んでください。そして、どうか書店に置いてください。

お願いいたします。



吉玉サキ

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吉玉サキ