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私は、私の理想ほど頑張れる仕様じゃない

私は射手座なのだけど、2019年上半期のしいたけ占いにこんなことが書いてあった。

射手座の人生の面白いところなのですが、あなたは物心つくまで、いわゆる「普通」の人なのです。
でも、射手座って、人生のどこかで「これは絶対に手に入れたい」とか「この勝負に負けるわけにはいかない」と、自分の本気が求められるシーンで「今までの、のんびり屋だった自分」を捨てます。
でも、この上半期、あなたは故郷や「元あった自分」を強く思い出し、そして、再び「変わっていなかった頃の自分」に帰ることを必要とします。


これって、私が「吉玉サキ」になる前に戻るってことかなぁ?

変身前の、頑張れなかった頃の私。心身を病んで、働けずにいたときのことを思い出す。

とても怖い。あの頃には戻りたくない。

だけど、私はこのまま突っ走ると、たぶん2019年中に倒れる。

それこそ、吉玉サキとしてのすべての仕事を投げ出して、このアカウントも削除して、実家に引きこもってしまうかもしれない。


……なんてことを言うと、「そんなネガティブなこと言っちゃダメ!」というネガティブ警察みたいな人が必ず現れるのだけど、私は上記の想定がネガティブとは思わない。

「このまま突っ走ると倒れる」とわかっているからこそ、そうならないように対策をとれる。

私の場合、対策とは働き方と休み方を整えること。

休むべきタイミングを見誤らないことと、休み方の改善だ。


私は別に、しいたけ占いに恐怖心を煽られて「このままじゃ倒れる」と思ったわけではない。しいたけ占いは、思考のきっかけになっただけだ。

じゃあ何をエビデンスに「このままじゃ倒れる」と想定しているのかというと、過去の自分

私は2017年と2018年の春にそれぞれ、体調を崩している。

2017年の体調不良の原因は、端的に言うと、2015年・2016年と走り続けてきた疲れが出た。自著を出版できて燃え尽きたのだ。

だけど、当時の私はそれに気づいていなかった。「ようやくスタートラインだ! ここから頑張らなきゃ!」と焦り、頑張ろうとした。

しかも、自分の仕事だけではなく、家事や夫の仕事のサポートまで同時に頑張ろうとした。しかもしかも、プライベートまで充実させようとした。

その結果、メンタルがボロボロになった挙句に謎の水ぶくれができて、皮膚科で「難病の疑いあり」と診断された。

それをきっかけに、治療以外のいっさいをやめた。

家事も、仕事も、書くことも、人付き合いもやめて、「免疫力を高める健康的な生活」にだけ尽力した。

すると、水ぶくれは治り(医師いわく「症状が出ていない状態」)、メンタルも回復。そのまま山小屋に行った。

そのとき、家族や友人に「水ぶくれ、身体からのサインだったんだよ」「身体が休みたがってて、水ぶくれで強制的に休ませたんだよ」と言われた。

これまでそういった言説はあまりピンとこなかったけど、自分で体験して初めて、整合性が取れる話だなと思った(あくまで私の場合は)。


2018年はその経験を踏まえていて、まずは仕事のことだけを考えるようにした。

そして、ライターになるべくガシガシ頑張った。

その結果、水ぶくれはできなかったけど、メンタルを病んだ。

これらの結果からわかることは、私の心身はそこまで頑張れる仕様じゃないという悲しい事実だ。

うぅ、嫌だ。認めたくない。

だけど、仕方ない。思い切って認めようじゃないか。

それを認めるのはネガティブなことではない。

だって、事実を認めるからこそ、自分にとっての最善策がわかるのだから。

今年は「こうじゃなきゃいけない!」という頑なさを捨てて、柔軟に生きたいものです。




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