自慢されても「ふーん」としか思えないこと
先日、この記事が公開された。
幼なじみの肉食系男子と、旅先で出会った草食系男子の話だ。
このエッセイに出てくる幼なじみの悠太(仮名)は性欲が強い。10段階評価でいえばレベル9くらいだ。
一方、旅先で出会った若者・A君はレベル4くらい。
だけど、悠太には「性欲に個人差がある」という概念がない。
たぶん、年齢と性別によって差があることは知っているだろう。だけど、「20代~30代の男性」はみんな自分と同じレベル9だと思っている。
レベル4のA君に対しても「当然セックスしまくりたいでしょ?」という前提で話すので、まったく噛み合わないのだ。
言わずもがな、悠太の性欲がレベル9であること自体は、私にとってまったく問題ではない。関係ないからだ。
そこじゃなく、私は彼の「自分が基準」なところを疑問視している。
「みんながみんな、お前と同じだと思うなよ」と言いたいのだ。
それはもちろん、悠太に限った話ではないし、性欲に限った話でもない。
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