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【謝罪の方法】悪いことをしたな、と思ったらすぐに謝ったほうがいい話

※画像は「みんなのフォトギャラリー」から拝借いたしました。死んで詫びよう!という記事ではありません。

人間誰しも間違えることってありますよね。

凄くあると思うんですよね。

ありますよね。

あります。

ある。

まあその影響範囲が自分一人であれば、

「あ~やってもうた~俺はミジンコ~」

と少しの間反省して、その後

「よく考えたらさすがにミジンコではなかったわ。脊椎動物やし。」

と復帰すればよいのですが、問題は誰かに迷惑をかけたとき

ここでも、迷惑がとても具体的に見えている(物を壊したとかね)場合には謝りやすいのですが、難しいのは

・相手の気を悪くしたかどうか、というような問題で
・かつそれを相手がフィードバックしてくれないような状況

ではないでしょうか。

「なんか悪いことをした気がする」
「でも相手は何も言わないし、言ったら藪蛇になるかも」
「でも気になる。気になる。」

こういうことってよくあると思います。

これへの対処法をなんとなく考えました。(タイトルで既に言っているのでもうわかったよ!って人はスキをつけて別のページに飛んで大丈夫ですよ

・モヤモヤしている状態は悪

まず前提として人間は根本的に複数の情報を同時に取り扱うのは苦手です。マルチタスク、と呼ばれている行為は基本的にはタスクの切り替えを高速で行っているのみであり、それすらもあまり効率はよくありません。
(タスクを切り替える際に「切り替え処理」を脳が行っているため)

よって、重要になってくるのは

「いまここ」に集中する意識
「やるタスクのみ」に集中している状態

です。

ここで邪魔になるのが、

「やらなきゃいけないかもしれないタスク」
「やるかどうか決めていないタスク」

の二大巨塔。こいつらがいると脳のリソースが割かれてしまいます。

そこで、話を元に戻すと、何か悪いことをしたかもしれない、とぼんやり思っている状態、というのはまさに上記の二大巨塔が脳内にいます。

・謝らなきゃいけないかもしれない
・謝らなくてもいいかもしれない
・そもそもその判断をしなきゃいけない

が脳内に巣食っています。

ではどうする?⇢判断時間をゼロにしよう

謝れば良いんです。

「あのときのあの発言、ちょっといい方が悪かったな、と自分では思っている。言い方が悪くて申し訳ない」

と言えば良いのです。

このとき、相手への許しを請う必要はないし、相手が気を悪くしたかどうかは問題ではなありません。あくまでも

自分が思う基準の中で、自分が悪いことをした

ということについて詫びれば良いのです。

相手が気を悪くしたかどうかはわかりませんし、

・気を悪くしたなら謝る
・気を悪くしていないなら謝らない

というのは、判断基準を相手に委ねてしまっているため、本当にそうなのか、という追加のモヤモヤを生みかねません。

判断基準はシンプルに、ただ一つだけ持ちましょう。
自分が悪いなと思ったかどうか、です。

こうすると、

①相手が気を悪くしていた場合⇢言われずともやって偉い
②相手は気を悪くしていない場合⇢別になにも思わない

なので、期待値としてはプラスです。自分がモヤっとしたらすぐに行動に起こして先回りして謝ってしまうのが自分軸でも相手軸でも正解、ということがよくわかります。

(自分は悪いことをしているんだけれども、それに気づかずに周囲に悪影響を撒き散らし続けている、という問題はありますが、本稿の射程ではありませんので別稿にて。これも気をつけたい)

いずれにせよ、自分も周囲も日々健やかに生きられる環境を作りたいものですね、というところで本日はこのあたりで。

皆様の健やかな毎日をお祈りしつつ、筆を置きたいと思います。

(さいごに)

できれば謝る際に土下座はあまりしたくないですが、どうしてもしないといけなそうな状況となったら、『グラップラー刃牙』で著名な板垣恵介先生の『謝男(シャーマン)』でも読んで、自分の中の土下座観を整理するといいのかな、と思いました。

※『どげせん』と比べるとこってりしている方

(了)



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