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東京の高校生が1人で美幌に!〜アドベンチャーな2日目〜

朝四時半、起床。

ぼくと東京から来てくれた高校生はそっと家を抜け出し。
元地域おこし協力隊、現アウトドアガイドのタッキーこと滝川くんと合流。

美幌峠の方へ車を走らせます。

普段なら峠までまっすぐ登っていくところ、今日は途中で脇道にそれ、林道の中へ。

ぼくも初めての道です。道のそばにはきれいな美幌川、きもちよく茂る樹木、所々にみられる石切り場の跡。気分は完全にアドベンチャー。

どこにも到達していないよう見える道の途中で車は停車。車から降ります。

そんなに遠くない場所にある自然素敵スポット

「目的地はあそこです!」

え、あの崖の上?とぼくは思うのでした

タッキーが指し示す先は、林道沿いの急な傾斜、その上にある岩場にぴょこぴょこと明るい緑色の野草が。行者ニンニクです。

昨日、美幌峠で偶然であったタッキーに早朝行者ニンニク狩りに誘ってもらっていたのです。

想像していた以上に険しいところに生えている行者ニンニク。スルスルと登っていくタッキー、その後を高校生は少し怖がりながら、さらにその後にはもっと怖がりなら登るぼくが続きます。

本当にここを登るのか

ロマンシングサガ2の海ツバメの巣を取りに行くダンジョンを思い出しながら、落ち葉でふかふかの傾斜に足を取られつつもなんとか行者ニンニクゾーンへ。

ついに収穫!
葉っぱが2枚出てるやつを採るそうです

採りごろなのは葉っぱが2枚になっているものだそうです。おっかなびっくり収穫を終え、さらにおっかなびっくり傾斜を下り、ほっと一息。

下りの方が怖し!

さぁ、どこかに移動して朝ごはんの準備かな?と思いきや、おもむろにすぐ横の美幌川で行者ニンニクを洗い始めるタッキー。

あ、ここで洗うのね。

そして、コンロを取り出し、即席の鍋を用意して。

おお、ここで作るのね!

なんとこの場で朝行者ニンニクジンギスカンを味わうのでした。

旨し!

その後、さいこうファームに戻り、身支度をして空港へ。東京からの高校生にはきっと刺激的な体験だったんじゃないかな?

美幌まで来てくれてありがとう!またいつでも遊びに来てね!

またね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:3歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:2歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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