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変わりゆくもの、変わらないもの

2022年初の記事。

年末年始は2泊3日で故郷:五島列島に帰省し、両親とゆっくり過ごした。

おいしいものを食べて、寝て、食べての繰り返しだが、

最近のウイルス騒ぎを経験してからは、その何でもない時間さえも、

かけがえのない時間に思えた。


車で移動することの多い田舎での生活だが、時間をみつけて散歩した。

通っていた小学校、プール、学習塾、洋服屋さん、、、

どれも景色は変わっていて、20年という時の流れを感じた。

商店街はこの店も、あの店もないといった感じ。

変わりゆく景色に、もの寂しい気持ちになった。


帰りの飛行機は窓側席。

飛行機からみる島の色は本当に美しい。

山の緑に海の青、こればかりは子供の頃にみていた色と変わらない。

窓に顔を近づけて、瞬きすらもったいないと、その色彩に夢中になった。

これが自分の故郷だと、いつまでも自慢したいなぁと思った。


いつのまにか過ぎていく時間の中で、

変わりゆくものと変わらないもの、どちらも現実。

そこに人々の順応と譲れないものが共存しているように思う。




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