yoshihiko

デザインしたり、文章書いたり、大学で教えたり、楽器を弾いたり、そんな感じ。著書 『デザインの教室』『デザインの授業』『フラットデザインの基本ルール』など。最新刊は『ビジネス教養としてのデザイン』

人間が行うべき行為としてのデザイン

6月22日土曜日に桑沢デザイン研究所で開かれた「危機を戦う者たちのバウハウス──創立100周年記念」でお話を聞いてきました。

この記事で、写真付きのレポートを見ることができます。

そのなかでいくつか気になったことをメモしておきます。内容のメモというよりは、あくまで、自分なりの理解の仕方であり、そのとき思ったことのメモです。

BAUという語のイメージ

前田富士男先生のお話のなかで、バウハウス

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「とりあえず2・3案」より、ゴールまでの道をつくる

「デザインA案・B案問題」をディレクター目線で考える
https://we-creat.net/mindset-11/?utm_content=bufferfc64b

この記事にはほぼ同意で、感想的なことをfacebookに書いていたのですが、少し整理して転載します。

「デザインA案・B案問題」は昔からある問題で、2002年に出した
『ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術』https://

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いま、求められる「編集」

「編集」が消えていく世界に という記事を読んだ。

「『編集』が消えていく」、ぼくも10年くらい前には、同じように思っていた。ネットの時代になると、造り手がダイレクトに表現していくようになり、いわゆる編集者の仕事は減っていくだろうと。

ネットの原稿は、校正の専門家によって校正されていないことも多いし、文章の精度の低いものも少なくない。もちろん、クオリティの高いものもあるが、文章的にある程度クオリ

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クリエイティブにおける「特別な瞬間」

練馬区立美術館で開かれている、練馬区独立70周年記念展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」を見てきました。「独立」の記念なんですね。

手書きのもつ愛おしさ

サヴィニャックのポスターを見ていると、心がほっこりします。それはどこからくるのかというと、人が手書きで描いたという温かみなのかなと思います。現在のビジュアルに溢れているIllustratorのシャープなラインに比べて、筆のもつ

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フォントとデジタルメディア界隈

フォントの日に思ったことの続きを少し。

昨年、Type& 2017というタイポグラフィのイベントでお話をさせていただき、フォントデザイナーの方々とも直接お話させていただく機会があったのですが、「Webのことはわからない」と言われることがとても多かったのです。もちろん、謙遜の部分が多いと思いますし、紙についてわかっていることのレベルが高いので、それと比較するとということでもあるのでしょうけど。

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フォントの日に想う日本語のフォント環境

昨日は4月10日、フォントの日とのことで、フォントの日のイベントに参加してみました。イベント自体は、かなりお祭り的なもので、おいしい日本酒もいただいて楽しみましたし、深津さんも参加された未来のフォントについての話も興味深いものでした。そこで考えた日本語のフォント環境の問題点について、書いてみます。

#フォントの日 イベントのツイートまとめ

進まない日本語の統一的なフォント環境の整備

紙メディ

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