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第七回Rappers選手名鑑 Trippie Redd, Polo G, Iann Dior, etc.

25歳以下のラッパーを集めたプレイリスト『10代のためのHIPHOP』更新してます。まじで俺がちゃんと選んでるんで、敵対心抱いてる方もよかったら聴いてね。

先週Lil Teccaの記事でも説明したんですけど、最近は10代のラッパー本当に活躍してますね。俺がLil Teccaの歳の時は、ブックオフでガッシュベルを立ち読みしていました。

自分のフォロワー調べたら大学生が一番多いっぽいので、ちょうどお酒の飲める歳の「20歳」に限定してラッパーを紹介しようと思います。アメリカだと21歳から飲酒化なので、Drinking Hennessyなんて歌詞が出てきたら日本じゃ炎上してるなーって感じですね。そもそもそれ以外のことで、ツッコミどころたくさんなんですけども。

いつもはこの前置きで、HIP HOPにまつわることを少し書いてるんですけど、キーワードが20歳だけじゃ特に書くことないですね。以下10人が20歳の注目ラッパーです。どうぞ。

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Trippie Redd

The GameやPlayboi Cartiなど、豪華な客演陣を揃えたNew Album、『!』を8/9にリリース。ヒップホップやロックなどあらゆるジャンルから吸収した独特な世界観は、エモラップを語る上で欠かせないピースである。SNSを通した毎日のおふざけは、ファンにとっての憩いの場。

Polo G

「Finner Things」がYoutubeでバイラル。ノースサイドのシカゴに世界中が注目している中リリースされた「Pop Out」は、ストリーミングサービスを中心に爆発的に流行。Rap Cavier(登録者数1千万人越えのSpotifyプレイリスト)やAppleのグローバルチャートに何週にも渡り居座った。アルバムからのシングルカットも好調であり、今後も人気は続くだろう。

Calboy

2019年はシカゴの人気が高まっているが、最初に火を付けたのはCalboyではないだろうか。ブレイクアウトソングである「Envy Me」では、ハイピッチでメロディアスな歌声が特徴的。「Chariot」ではMeek MillやYoung Thug、Lil Durkらと比べても劣らないラップスキルを見せつけ、多彩な才能を披露している。

Miss Mulatto(Mulatto)

女性向けのテレビ局としても有名なLifetime。その番組の一つである「The Rap Game」で優勝したことで(当時16歳)、一躍注目を浴びる。番組プロデューサーでありメンターの役割を担っていたJermaine Dupriと契約すると思われたが、金銭を理由に交渉断裂。インディペンデントの道を進んだ。

Iann Dior

18歳の時に彼女と別れたことがきっかけで音楽の道に進み、わずか2年間で驚くほど知名度を上げた才能の持ち主。Universal Music GroupのCEOであるLucian Grainge、その息子にあたるElliot Graingeが手がける10k projectとサインをしたことで、同じく契約下のTrippie Reddとコラボも果たすなど、今後はよりアグレッシブな活動が期待できる。

Yung Bans

Lili Skiesとの「Lonely」がサウンドクラウドで人気が出たことで、アトランタの注目の若手として認知されるように。15分ほどのミニEPのリリースばかり続いていたが、先日、初のスタジオアルバムとなる『Misunderstood』をリリース。キャッチーなフロウを活かした、まとまりのあるアルバムとなった。

NoCap

Lil Babyが『Street Gossip』のリリースライブの際に、2ChainzやYo Gottiという錚々たるラッパーをステージに上げる中、注目の若手として登場したのが他でもないNoCapだ。毎週のように新曲をリリースするハードワークもあり、「Ghetto Angels」は1000万回再生を突破。

Blaatina

Bloods(ギャング)とLatina(ラテン系の女性)を組み合わせたステージネームを採用。キュートなルックスとは対照的に、MVは銃とマリファナばかり。リリックではヘイターに喧嘩を売りつけるなど、なかなかに攻撃的なラッパーだ。一時期YBN Nahmirと付き合っていたが、今は別れている。

Quando Rondo

先日、大ボリュームの『From the Neighborhood to the Stage』をリリースし、継続的にMVをドロップ。順調なキャリアを歩み始めたQuando Rondo。アトランタの若いラッパーたちがYoung Thugを慕う中、Rich Homie Quanを信仰している。キャリア初期はKevin Gatesから、手厚いサポートを受けていたように見えたが、最近は敵対心をあらわにした。

Yhung T.O.

引退する疑惑もあったラップグループ、SOB x RBEのメンバー。クラシックなベイエリア独特の音を継承する彼らは、徐々にその声を大きくしている。Post Malone、21Savageと回った全米ツアー。ブラックパンサーのサントラに収録。MarshmelloとのコラボEP制作と大忙しだ。解散説もあったが、どうやらアルバムリリースに向けて動いているらしい。

written by Yoshi

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