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A$AP Rockyツアー ライブレポ in Toronto

アルバム『Testing』がリリースされてから約半年、ついに始まった「Injured Generation Tour」。Playboi Cartiとともに、ミネソタから時計回りに北アメリカを1周する予定のこのツアー。アイスホッケー場として使われているCoca Cola Coliseumスタジアムが会場だったのですが、普段はVIPとして使われている席が(キッチンとかありました笑)ギリギリになって安く売り出され、6000円くらいで行けました。ラッキー♩

高所恐怖症の人は失神するような席でしたけど。

まず会場入ってみて、すぐ感じ取ったんですが、おしゃれで綺麗な人が本当多かったですね。イケメンには美女が集まるってのはどうやら正しいです。全体が見渡せる席だったんでよくわかったんですが、男女比は半々くらいでした。女の子だけで来てるグループも結構あって、Flatbush Zombiesの時とは大違いでしたね。ヒッピー感ゼロ。

ステージはこんな感じで、おちんちんみたいにスマイリーフェイスが出てる形。入場は少しごちゃごちゃしてましたが、ショー自体はスムーズに進んで行きました。Door Openから1時間、「Poke It Out」からスタート。

かっけえ、マジで。2018年間ベストで、何度も登場した『Die Lit』のメドレーが前座で聴けるなんて贅沢すぎる、本当に。するとさらに贅沢なことが起こりました。4、5曲歌ったところでマイクを下げたPlayboi Carti、奥から人影が... まさかのサプライズゲストが登場笑

NAV!!!!!!!!!!

トロント出身のNAVがまさかのサプライズで登場しました。そういえばこの2人、『Perfect Timing』でコラボしてましたね。「Beibs In The Trap」と「Minute」の2曲だけでしたが、めちゃくちゃ盛り上がりました。Cool系の頂点とNerd系の頂点(自分のイメージです)が同じステージに立ってるのが、アツかったです。

その後も「Long Time」や「Shoota」を歌って会場を沸かせ、去って行きました。30分ほどだったんですが、大満足でした。続いて待ちに待ったメインアクトです↓

我慢できなくて、シカゴの内容ちょっと見たんで、ある程度知ってたんですが、何か起こるたびに、毎回乙女みたいに驚くすごいステージでした。以下我らがA$AP Rockyレポです。

会場が暗くなり歓声が上がると、「A$AP Forever」のビートがかかり全速力でスマイリーに登場した覆面マン。顔見えないのに超かっこいいって、反則ですね。もはや悔しいです。今回のステージ、前半は『Testing』の曲を中心に進行していったのですが、「Buck Shots」「Praise The Lord」の序盤の3コンボで一気に彼の世界に引き込まれました。会場の雰囲気も一瞬で0から100にぶち上がって、これが本物のカリスマなのかと実感。

A$AP Yamsへのシャウトアウト、「Multiply」を終えると、ステージに膝をつきゆっくりとマスクを脱ぎ始めました。今まであんなに盛り上がっていた会場が一気に静まり、彼の顔が出てくるのを固唾を呑んで見守ります。会場にいる1人1人の心臓の音が聞こえてくるような、あの緊張感。好きです。

マジでかっこいいですね、A$AP Rocky。あれなんなんですかね、バランスですかね。あのカリスマ性というか、あのオーラというか、あれどっから来てんだろ、マジで本当に。ね!!!! 俺もああなりたい。

そして「Babushka」がかかるとカーテンの後ろに隠れるRocky、前半戦終了です。これ盛り上がりますね、いつ正式リリースされるんだろ。

しばらくして、カーテンが上がると、なんとそこには誰もいません。少し不安になる会場。

まさかの上から登場笑

15メートルくらいはあると思うんですが、御構い無しでジャンプするRocky。普通にグラグラしてて見てて少し怖かったです。そしてここからは『Testing』お楽しみコースでした。「Distorted」はiPadを操作して演奏したり、途中「CALLDROPS」なんかは車の中に入って歌ったりして、飽きさせない新しい演出が多かったです。『Testing』はツアーまで体験してやっと完成ってことなのかな? 

そして少し疲れたのか、スマイリーの上で仰向けになるRockyさん。そのまんま、「L$D」スタート。かっこよさとセクシーさをここまで兼ね備えてる人いるんですね。もちろん仰向けなんで、フロアの人は全く見えなかったと思うんですけど、大画面で映し出されたA$AP Rockyを皆さんまじまじと見ていました。彼の声で会場がゆっくり包まれていく感じが本当に素敵でした。

そして立ち上がるとステージの真ん前にモッシュピットを作るよう指示します。時間かけただけあって、かなり巨大な空間ができて満足そうなRocky。「Wild For The Night」からラストスパートが始まりました。

思い返すとこの曲が1番盛り上がりました。もううねりというか、時空がゆがんでるというか、本当楽しさしかない空間でした。そのまま連続で私が1番好きな「Lord Pretty Flacko Jodye 2」は感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

そしてさらにスパートかけてくるA$AP Rocky。流石にここまできたら笑うしかないです。至福のThree 6 Mafiaタイム。「Plain Jane」「Slob On My Knob」「No Limit」の3連続パンチ👊👊👊 もはやコメント不要... 

最後に1st Albumに戻ってきて、「Fuckin' Problems」「Long Live A$AP」の2曲でお開きでした。当時高校生のYOSHI少年がジャケ買いして、ひたすら聴いてたアルバムを、今生で聴いてると思うと、熱くなるものがありましたね。本当いいコンサートで、超楽しかったです。また日本来て欲しいな。


おまけ: 感動してそのままマーチ買おうと並んでたら、人混みを掻き分けてRockyがダッシュで抜けていってプチパニック状態でした。

written by YOSHI

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