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ディグる方法

ディグる方法とか言ったんですけど、そんなスーパー裏技があるわけではないんで、期待しないでください。 ディグる方法もそうなんですけど、HIP HOP楽しむ(HIP HOPだけじゃなくても)1つの手段として、それに付随した色んな情報も紹介していきます。



英語

これ最初に持ってくるか悩んだんですけど、一応書きました笑 まずシンプルに英語力はつけなきゃだと思います。ビジネス会話レベルとかそこまで求めてるわけじゃなくて、記事のタイトル読んだり、SNSで海外のウェブメディアのツイート理解したり、とかその程度の話です。曲のリリース、逮捕、ビーフとか、最低限なんのことについて話してるのかくらいは、理解できるようになっておくべきだと。

ゴシップとか、環境問題とか、政治の話とか、スポーツの話とか... USの場合特に密接に関わってくるので、なるべくバランスよく情報を入れることが、結構重要だったりします。

「Google翻訳があるじゃん」と言ったら、その通りなんですけど、時間短縮にもなりますし、気になるニュースあれば、記事のタイトルでキーワード拾って検索とかできるんで、まぁ結構重要なのかなと。

ググるときは、自力の英語力が必要なんで、まぁいずれ必要になります。インタビューとかも見たくなるものなので


ストリーミング

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自分はApple Music使ってるんで、それについてです。

これまでUS HIP HOPばっか追ってきたんですけど、最近はいろんなの聴くようになったんで、Appleさんにお世話になりまくってますね。French HIPHOPとか、Countryとか、ナイジェリアのヒットチャートとか、自分が弱いジャンルの情報をディグるときは、プレイリストがまじで最強になってきてます。

国の名前を1つ打てば、その国のランキングが1-100ですぐに表示されるし、国とジャンルまで絞っても、公式プレイリスト出てくるので、もうやばいです。全部新鮮だし。パラーっと適当に聞いて、いい感じのがあったら検索して、情報ゲットしてみたいな。

あと好きな曲あったら、Create Station押せば、似ているタイプの曲がガンガン出てくるので、それもオススメです。

あと登録はしてないんですけど、Spotifyの主要プレイリストは上からサラーっと見て、取りこぼしがないようにしてます。Starbucksプレイリスト、H&Mプレイリストみたいな、Spotifyオリジナルのものも結構豊富なので、そこらへんたまに聴いてます。


サウンドクラウド

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聴けば聴くだけ、AIが頭良くなるので、とりあえずは聴きまくるといい感じになります。いい曲があったら、その人のインスタ&ツイッター簡単に飛べるのでその機能も重宝してます。あとプロフィールまで飛ぶと、アーティストが聴いてる曲を聴けるので、そこからの発見も結構あります。

More of what you likeは、最近聴いてた曲を軸に、20個近く簡易プレイリストみたいのを作ってくれるので、ちょいちょいみたりします。逆にタイムラインはほとんど見ないですね。これは人それぞれだと思うんですけど。

自分はエモKラップばっか聴いてたので、AIがそういうタイプの曲ばっかりオススメしてくれて最高に使い心地が良いです。


ミックステープ

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DatPiffみんな使ってますよね。自分は前の携帯の時にめっちゃ落ちたので、そこから相性悪いんだなと思って使ってません笑 LiveMixtapesとSpinrillaでカバーしてます。

金曜日になると、LiveMixtapesがでたミクステをまとめて出してくれるので、気になるのはそこから聴いてます。ただ作品によってかなりクオリティーの差があるので、少し聴いて飛ばすことも多いです。

あとDopeなDJの方達が毎週Dopeなミックスを出しているので、それを聴くとなんとなくローカルのシーンがわかります。本当なんとなくですけど。

Spinrillaはシングル聴くときによく使ってます。Spotlightってパートに、毎日平均5つほど新曲が入るので、それは基本全て聴いています。これは本当によく使ってますね。本当稀にSpinrilla独占もあるんで(Mooktovenのミクステとか)、そういうとこでも助かります。


Youtube

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Youtubeは無限です。関連だとメジャーをオススメしがちな傾向があると思うんですけど、最初のUIでめちゃめちゃディープな新譜を推してくれることが多いので、超助かってます。普段何聴いてるかに比重が置かれてるので、ジャルジャルの漫才見たときは履歴から消したりしてます笑 もう一個アカウント作れって話なんですけど。

Lyrical Lemonade、Thizzler、A Zae Production、Jerry Production、4SHO Magazine、Halfpintfilmz、Elevator、デーモンAstari、的な信頼おけるチャンネルは、時間あるときに一気に見てます。どれ見るかは完全に気分です。


メディア

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ディグるって点だと、自分はHotNewHipHopとGeniusです。XXLとかComplexとかは最近あんまり見なくなりました。TLでタイトルだけ見てます。OnSmashとかも見てないです。見るべきですかね...

HotNewHipHopは、HipHopはもちろんなんですけど、R&Bの方も結構網羅してて本当助かってます。あと情報に1番ムラがないのがこれかなぁと。何を持ってムラととるかは人それぞれなんですけど、感覚的な部分で自分は評価してます。

Geniusは使い方次第で無限なので、これは使って見つけてくしかないですね笑 Youtubeのコンテンツだと、The Cosignって企画が好きですね。NY出身とか、UKヒットとか、企画に沿った大物呼んできて、New Artistを評価するってやつなんですけど、これはまじで最高です。なんとか続けてほしいですね。

文脈を意識しているのが伝わる本当に素晴らしいコーナーばっかりなので、なんとなく全部目を通して、好きなの見つけるのをオススメします。

でウェブサイトのお話なんですけど、自分がよく見るのはクレジットですかね。いい曲があったら、プロデューサー確認して、他にどんな曲出してるかとかわかるので助かってます。

リリック見るのはもちろんなんですけど、使い方次第で何でもできるので、どれだけ引き出せるかって話だと思います。自分は頭がイカれてるので、Lil Babyの歌詞を全部引っ張り出して、AntConcってフリーソフトにぶち込んで分析とかしてました。

他のサイトもちょっと紹介すると、XXLはBreak Presentsってコーナーが、決まったフォーマットである程度の情報出してくれるので、助かってます。

Faderはセンスいいとこに長尺インタビューしてくれるので好きです。

あと自分は地域を意識して聴くことが多いので、Pitchforkがローカルにフォーカスして特集する企画は基本読んでます。点数のやつはあんまり見ないです。

DJ Boothは、素晴らしいライターさんが多くて本当勉強になります。フォロワー1000人以下に絞ったキュレーションとか、ミドルクラスアーティストの収入構造とか、一聴レビュー、5曲でアーティスト紹介、みたいな切り取り方がとにかく面白いので、自分が記事書くときにアイデアの参考にしたりしてます。

Okayplayerは、オリジナルの記事がとにかく面白いです。音楽というより、カルチャーの一部を切り取って、みたいな記事が多いです。最近だと、SnippetとかMemeの話が面白かったです。

あげたらキリないと思うんですけど、自分の性格だったり、知りたい内容で、見るものが変わってくと思うので、まぁ見てくしかないです。


ツイッター

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DJ Boothのライターとか、300のA&Rとか、Pitchforkのエディターだとか、プレイリストメイカーだとか、そういう人たちを100人ちょいフォローしてるアカウント持ってるんですけど、それで渋い情報を集めてます。

個性強い人たちが多いので、クリティカルな意見もよく見るんですが、あまり影響を受けないように見るのがコツだと思います笑 リストで管理してもいいんですけど、もう一個アカウント作る方が圧倒的に効率がいいです。

アンテナビンビンに貼ってる最前線の人たちなので、色々勉強になることも多いです。あとシンプルにUSの音楽関係ないトレンドも自然と目に入るので、知識のアップデートにも繋がります。



HIPHOPについて知ろう

HIPHOP聴くなら歴史を知るべきだ!! とまではもちろん言わないですけど、それを知った上で聴くと普通に面白い発見が多いので、自分は結構勉強しました。逆に昔の流れがわかったら、次のヒットも予測しやすいので。自分もここに関しては、知らないことばっかりなので、勉強中です。見たことあるやつも多いと思うので、そしたらスルーで。

Netflix


13TH

有無を言わずこれは見るべきです。大麻解禁に至るまでの話や、刑務所問題の欠陥など、HIPHOPの世界と繋がっている部分が多いので、彼らが何に苦しんで何を変えようとしているのか理解することに繋がると思います。ここでの問題を今の日本に置き換えたときに、何かしら思うことがあると思うので、皆さんで色々変えていきましょう。

HIPHOP EVOLUTION

これはまじで教科書。NY、LAの主要地はもちろんなんですけど、ベイエリアだとかヒューストンだとか、HIP HOPの歴史を語る上で過小評価されがちな土地で質の高い取材をしているのは、本当に全ての人類が感謝すべきです。

今のヒットが何を辿って、何を経由したのか、その文脈を知るきっかけになるので、見て損はしないです。必ずプラスになります。

Get Down

これはシンプルに内容が面白いです。シーズン2で打切りが発表される悲しいエンドだったんですけど、中身は超面白いです。NYの歴史をここまで濃密に面白く伝えられるのは、さすがNetflixマネーだなと思います。これを見たらクレヨンを買いたくなります。まぁ見ればわかるので是非。

RAPTURE

Logic、Nas、2Chainz、Rapsody、A Boogieなどなど。アーティスト単体にフォーカスして、1話完結のドキュメンタリー調で進んでいくやつなんですが、これがまた最高ですね。個人に対して深く接触するんですが、カルチャーへのリスペクトが制作からも伝わってきて、アツくなるポイントが多々です。シーズン1見終わったら、シーズン2はよって叫びたくなります。

ドキュメンタリー

Travis Scottのもそうなんですけど、最近はどこもドキュメンタリー強化してますね。名前あげるとTidalとかAmazonとか。全体的に質が高いものばっかりになってきて、アーティストと契約争いになってる気もしますが、まぁそんなの自分には関係ないですね。Netflix加入済なので全員Netflixから出してください。よろしくお願いします。

Youtube


Vice

これに加えてアトランタ、コンプトンの日本語字幕がついているのは、どれだけ素晴らしいことか!! どれだけシーンに影響を与えることができたのか検討もつかないです。これをタダでみれるってのは本当信じられないので、見てください。私はアトランタ編休憩なしのぶっ通しで見ました。

ドキュメンタリー

NetflixだけじゃなくてYoutubeにもいっぱいあります。QCはおそらく自費でLil BabyとかCity Girlsの撮ってますね。Mymixtapezはシカゴの若い世代を中心に撮ったり、比較的個人であげる人が多くなってきてます。素晴らしい時代ですね。とにかく検索すれば色々出てきます。KRS Oneが1時間以上ひたすら話すやつとか。Netflixと違って字幕ないので、そこは辛い人いるかもですが、頑張ってくださいとしか言いようがないです。

インタビュー

最近のインタビューは、本当に細分化しています。この前Rap Raderから出たDrakeが2時間20分ひたすら語るようなものもあれば、MONTREALITYのようにエッジの聞いた質問をぶつけてくやつ。辛いチキンを持たせたり(Complex)、子役に質問させたり(All Def Music)して、アーティストの内面を引き出そうとするのもありますね。あと絶対王者Nardwuarも笑

No JumperとかBreakfast Clubのような長尺で、細かい話まで聞ける動画もあったり。正直ネタ探しには困らないです。「アーティスト名+Interview」で検索すると、色々出てくるので、見続けてると傾向がわかってくると思います。

Podcast

これはハマると闇です。自分がよく聞いてるのはNo Jumperとバイリンガルニュースだけなんですけど、Spotifyにはタナソーさんと三原勇希さんのPopLife:the Podcastとか、Joe Buddenのやつとかありますね。

バイリンガルニュースは、正直音楽とは関係ないんですけど、生きてく上で大切な話が詰まっているので、寝る前にちょこっとずつ聞いてます。

No Jumperは自分がツボなアーティストが出てくれるので、よく聴きます。Bhad Bhabieの笑い声がうるさくて、その回だけイライラしましたがあとは本当に聞いてて楽しいです。Tory LanezとかZoey Dollazとかはよく喋るので、いい回になりがちです。



こんな感じですかねー。基本的には。記事とか書くときはここら辺の情報フル活用しつつ、メディアのインタビュー、ツイッターの高度な検索、Genius職人の分析、とかフル装備で行く感じです。

わからないことあったら、このツイートにリプしていただけると嬉しいです。

全部答えます。それでは。

written by yoshi


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