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自分で選択することの大切さ

長男が生まれたとき、”覚悟”、”決意”という言葉で表せそうな自分の中の感情が湧き上がった。長男が生まれたのを機に通勤に片道2時間かかる地元へと引っ越した。これも覚悟して自ら選択したことのひとつだ。大事なのは”自分で選択することだ”、という話。

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我が家にはもうすぐ2歳4ヶ月になる息子がいます。子どもが生まれるということは親を大きく成長させてくれると言うか、いろんな決断を後押ししてくれるような気がします。

”覚悟”、”決意”・・・そんな言葉で表せそうな、自分の胸の中の想い。メラメラ燃え盛る感じの「よっしゃー!やったるでー!」みたいな勢いのある覚悟や決意じゃなくて、ロウソクの火のような、静かだけど確かな想いです。

長男が生まれたときにした決断は、片道2時間の長距離通勤をすることでした。結婚してしばらくは会社に近い名古屋市内に住んでいましたが、子どもが生まれたのを機に地元の三重県に引っ越すことにしました。

僕と妻はもともと三重県の人なのですが、お互いの実家も近く、子どもがじいちゃんばあちゃん、ひいじいちゃんひいばあちゃん、親戚の子どもたちに囲まれて子育てができる環境は僕たち夫婦には魅力的で、地元に戻って子育てすること以外は考えられなくなっていました。ワンオペ育児なんてもってのほか。

引っ越しを決意した理由は他にもあるのですが、主に子育てを理由に地元へ戻り、でも僕は今の名古屋にある会社に在籍したままで、結果として片道2時間の長距離通勤生活を始めることになりました。

チャリで20分で会社に行けたのに、片道2時間の移動時間になる。もし会社の指示でこんな結果になってたとしたら、滅入っていたかもしれませんね。自分で選択した生活スタイルだからこそ、今も楽しく続けられているのかもしれません。

妻に日中のワンオペ育児をお願いして会社の近くに住み続けるか、日中も誰かしら親戚のいる地元に引っ越して会社までの長距離通勤をするか。僕は後者を選択したわけですが、この選択を振り返って、やっぱり”自分で選択する”ってことが大事なんだと気づきました。

自分で選択した道だからこそ、自分の選択に責任を持てます。もし「2時間も通勤するのしんどいな・・・」とか思ったとしても、それは自分で選んだ道だから、誰かのせいにして逃げることはできません。

そうなったら、転職するか、片道2時間を上手に使うしかないわけです。今のところ僕は、さらにここで後者の選択をして、2時間をめいっぱい、自分時間として楽しく使っています。

移動時間にこうやってnoteを書き、ブログを更新し、ライターとしてのお仕事をさせてもらったり、たまには趣味のDIYのために図面を書いたり、読書したり・・・もう片道2時間じゃ足りないよ!ってくらい活動の幅を広げています。

その甲斐あってか?僕が運営している長距離通勤ブログも多くの方に見ていただけているし、先日はインタビューライターでnoteクリエイターでもある井上いほこさん(noteではことほさん)に通勤2時間生活のインタビュー記事も書いていただきました。

よかったらインタビュー記事ものぞいて見てください。僕の片道2時間通勤の生活が洗いざらい書かれています(笑)

長距離通勤がつらいって誰が決めた?片道2時間を楽しむ男の話/SpotWrite/Interviewer:井上いほこ

片道2時間の通勤なんて、誰もが好む選択肢じゃないと思うけれど(というか誰ひとり好まないと思うけどww)、それでも自ら選択したこの道を、僕は自分なりに最大限活かして、楽しんで生きています。

大事なことは、”自分で選択したかどうか”ってこと。これに尽きると思います。

僕も片道2時間の生活をする前に、会社の同僚や友達に「片道2時間通勤するってどう思う?」って聞いてみたことありましたが、「やめとけ」「ありえない」という意見がほとんどでした。

それでも、自分の選択を信じて、自分らしく生きようと選択できたからこそ、その道に自信と責任をもって活動ができているのだと思います。

自分の生き方は、自分で選ぼう。

このnoteは、日々の気づきや学びを短い文章で綴っています。何気ない気づきが、あなたの行動のきっかけになれば幸いです。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!