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自分の名前に対するコンプレックスと想い

僕は自分の名前の漢字があまり好きじゃなかった。でも、改めて自分の名前の漢字について想いを馳せてみる機会をもらったら、「案外悪くないかも」と思うことができた、という話。

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自分の名前に対するコンプレックス

僕は自分の名前があまり好きじゃない。ヨシヒロって本名なんですが、まず4文字で呼びにくい。2文字や3文字の名前に憧れがあります。それから、漢字で書いてもあまり好きにはなれなかった。

僕のヨシの字は”佳”という字なんですが、なぜこの字を使って命名されたか?という話を母親に聞くと、決まって「ホントは違う名前にしたかったんだ」というなんとも後ろ向きな話を聞かされます。

母「おばあちゃん(僕の父方の祖母)が画数にとにかくうるさくってね。絶対に1文字目は8画の字しか使っちゃダメだって言われたの。だからこの字なの。」

そんな話を聞かされると、なぜか自分も「違う名前(漢字)がよかったな・・・」とどこか思ってしまうところがあるから不思議です。一応言っておくと、別におばあちゃんに悪気があったわけではないので恨んでるわけでもなく、色々考えてくれてありがとうという素直な気持ちは持ってます。

ちなみに母は僕に”リョウタロウ”とか”シンタロウ”とか、そんな感じの名前を付けたかったんだとか。(その話を聞いても僕は2文字か3文字の名前がいいと思うのは変わらないけど)

だから、というわけではないんですが、ブログやこのnoteでも”ヨシヒロ”とカタカナ表記にしています。パッと読みやすいというのが1番の理由なんですけどね。今まで漢字で名前を書いてヨシヒロと読んでくれない人もたくさんいたということもあって・・・

改めて”名前”に想いを馳せる

自分の名前(漢字)のことなんて普段あまり考えないですが、先日、『なぜこのチームはこの世に生まれたのだろう?』という記事でも紹介したよさラボの朝の日課で、唐突に「あなたの名前の漢字について思うことを教えて」とLINEでメッセージが飛んできて、改めていろんなことを思い出したんです。

そして、「画数が良いだけ」と言われた僕の名前の”佳”の字について、もう少し深く、どんな意味があるんだろう?と考えてみました。漢字辞典を調べれば成り立ちとか本来の意味とか出てくるんでしょうけど、あえて調べず、自分なりに考えてみました。

自分の名前の漢字を口頭で説明する必要があるとき、僕は「ニンベンに土が2つです」と言っています。これが”佳”の説明です。普段何気なくこんな説明をしてますが、ニンベン(人)と土2つって、どんな意味があるんでしょうね。

以下は僕なりの捉え方ですので本来の”佳”の字の意味が知りたい方はググってくださいね。

僕が思うに、ニンベンはやっぱり人を表していて、この人というのは直感的に自分のことだと感じました。

そして土を2つ積み上げています。じゃぁ土ってなんでしょう?土は大地にあるものです。つまり、全ての物事の土台になる部分を指しているのかなぁと捉えました。

物事の土台。つまり、基礎ってことかな。基礎の部分をたくさん積み上げる人。そんなイメージを抱きました。

じゃぁ基礎って何よ?って言うと、例えば学問の基礎だったり、住宅の基礎だったり、色んなものが思い浮かびます。

僕は自分がマルチ・ポテンシャライトなんだなって最近気付いたんですが、もしかしたらこの”佳”の字がそんな性質を表しているのかもしれないとも思いました。ややこじつけかもしれませんが・・・

いろんな基礎を積み上げる人。本当は基礎の上に応用っていうブロックが積み上がるのが普通なんだけど、僕はとにかく好奇心が移ろいやすくて、マルチポテンシャルにいろんな基礎の部分をとにかく積み上げる人。

そう考えたら、そうとしか思えなくなってくる(笑)単純ですね。

物事は捉え方次第

物事は捉え方次第だなって、本当に思います。”佳”の字も、ただ画数がいいだけの漢字だと捉えるか、自分の性質を表す漢字だったんだと捉えるかで、だいぶ気分が変わりますよね。

うん。やっぱり、物事は捉え方次第。

何でもかんでも都合よく解釈するのはよくないこともあるけれど、自分がご機嫌に生きていけるようにマネジメントしてるんだと捉えれば(これも捉え方)、自分らしい捉え方を心がけるというのは大事なことだと思います。

あなたは、あなたの名前が好きですか?嫌いですか?

僕みたいに嫌いだと思っていたら、ちょっと違う視点で捉えてみてはいかがでしょうか?「案外いいかも」って思えるかもしれませんよ。

このnoteでは、僕の日々の気づきを短い文章で書いていきます。日々、目の前のことから得た気付きを、お届けします。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!