「成長感」がないと止まる、私の生存戦略どうしましょう?

2019年7月末日、2年間勤めた契約社員の仕事を退職した。

会津に移住した2年前、ブロガーやライターに憧れた私は、とりあえず生活費を稼ぎながら副業をしていく選択をした。

もともと移住前にやっていた仕事と似た業務に応募し、サクッと採用されると最初から即戦力になれたので会社からは重宝された。

契約社員という肩書はとても軽いもので、重要な決定は社員がするし、チームで動くとかマネジメントとか、そういうことは何も考えずに、来た球を打ち返すような仕事だったと思う。


給料は高くはないが、定時で帰れるし、副業をするのに最適な仕事だったわけだ。


だけど、そんなラクな仕事を手放した。

理由は、「そんな仕事をしている暇があったらライターとして成長することに時間を使いたい」と強く感じてしまったから。

昼間、勤務している8時間より、帰宅後に執筆をする2時間のほうが、よっぽど成長と充実を感じられたのだ。



私は、ストレングスファインダー(才能診断ツール)では「最上志向」「適応性」「未来志向」を上位資質に持っている。

上位資質は、弱点も同時に持ち合わせる。例えば、

【最上志向】
平均以上のものを最高地点に持っていくことが大好き ⇔ 普通、平均レベルを嫌う

【適応性】
新しいことを吸収することが好き ⇔ 飽きっぽい

【未来志向】
未来のビジョンを鮮明に想像する ⇔ 未来のビジョンが見えないとつまらない

といった感じ。

つまり、「安定」とか「楽」よりも、「成長感」「未来のビジョン」「今以上の自分」を優先してしまう性格なのだ。

そりゃ、今の仕事が続かないわけだ。

(ちなみに、前職で正社員を目指す道もあったが、”あの人みたいになりたい”と思えるモデルが見つからなかったので、断った。これも、最上志向の特徴のひとつだ。)



「成長感」を感じられないと、モチベーションが維持できない性格であったとしても、成長感を刺激にする生き方は危険である。自分以外の感情を置き去りにするからだ。


自分の成長感より大切なのは、自分の価値を最大限に提供すること私の仕事で誰かに喜んでもらうこと、であるはず。


「わたしの成長が、誰かのためになる。」

それが、これからの生存戦略になる。

前職では、「価値の提供」はできたが「自己の成長」が伴わなかったのだ。


どちらかに偏らないように、常にチューニングをすることが大切なのかもしれない。


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