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Memorandum (チャック・ベリーは生きている Vol. 2, 19 March 2024)

ライブ:Magical Chain Gang Produce Chuck Berry Tribute「チャック・ベリーは生きている Vol. 2」 Guest: 永井”ホトケ”隆、花田裕之、延原達治(The Privates)、眞鍋”Mr.Pan”崇 (The Neatbeats)、ダニー(ザ50回転ズ)、The Let’s Go’s  (荻窪・Top Beat Club、2024年3月19日)

2017年3月18日に90歳でこの世を去ったロックンロールの神様、チャック・ベリー。そのトリビュート・ライブを観に荻窪へ。聞くところによると2019年に第1弾が行われたものの、翌2020年はコロナ禍により中止、ようやく5年ぶりに第2弾が叶ったとのこと。

ショウは三宅伸治(vo.g)、ウルフルケイスケ(vo.g)、伊東ミキオ(key)、高橋”Jr.”知治(b)、MONKY(sax)、小宮山純平(d)の6名が、亡きロック・レジェンドゆかりのナンバーを披露しつつ、同時にホストバンドとして、6名(組)のゲストを迎えるというもの。このゲストが6者6様、個性豊か。お笑いからキュート、クール、ワイルド、洗練…..等々、バラエティーに富んでいてとても面白かった。

中でも群を抜いてよかったのは、永井”ホトケ”隆がボーカルとギターをとったブルーズ。音楽に疎い私は初めて聴いた曲だっだが、ロックンロールだけでなく、チャック・ベリーの優れたブルーズ・マンとしての側面を端的に知らしめてくれた。三宅伸治とのギターの掛け合いも素晴らしく、まるでギターで言葉を交わしているよう。思わず目を瞑って聴き耽ってしまった。また、MCで眞鍋さんや花田さんだけでなく、永井さんもこの「Vol. 2」に元々参加するはずだった鮎川さんの名前に触れたことにちょっぴりほろり。本当にこの5年、いろいろなことがあった。

…..と、物思いに沈んでいる暇はなく、あっという間にライブはアンコールに突入。「Route 66」や「Bye Bye Johnny」等、バンドメンバー+ゲスト総勢15名がステージに揃った姿は圧巻 (ちなみにギター計8人!)。この日のステージを象徴するかのような楽しい締めくくりだった。出演者の皆さま、てんこ盛りのエンターテインメント、ごちそうさまでした。満腹です!
(一部敬称略)


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