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ミレニアル世代がTVではなく、Youtubeを観る理由

TVはオワコンと言われる時代になりましたが、今の若い人たちがなぜ、TVではなくYoutubeをメインで観るようになったのか。

自分の中での理由も踏まえて、書いていきます。

目次
・TVではなく、Youtubeを観る5つの理由
・TVは本当にもう観ない?
・まとめ

TVではなく、Youtubeを観る5つの理由

TVではなく、Youtubeを観る理由は大まかに5つ。

・ 場所に捉われず観られる
・ 視聴時間に捉われない
・ 無駄なCMや動画を飛ばして観られる
・ 自分の好みの動画がある
・ 謝罪や批判といったマイナスのニュースを避けられる

Youtubeは場所に捉われず観られる

スマホやタブレットといった自分の部屋で気軽に観れるデバイスが普及し始めてリビングにあるTVに捉われずに、自分の部屋で気軽に観られるため。

リビングで今、家族の誰かがTVを観ているから、自分の好きな番組が観られないといったこともYoutubeの場合はありません。
チャンネル争奪といった事も必要がない。

PC、スマホ、タブレット持ち運びができて、尚且つ自分が持っているもので動画が観れてしまうため、TVに依存すること自体必要がなくなりました。

自分のベッドで横になりながら観たい! 家族に気を使わずゆっくり観たい!といったニーズがTVでは叶えられなくなってきたしまったのです。

Youtubeは視聴時間に捉われない

TVはテレビ欄があって、タイムスケジュールが決まっています。

つまり、観たい番組があったらその時間にその場所にTVの前にいなければないという事。

録画という手もありますが、TVはテレビ欄を見なければならないし、常に観たい番組がやっている訳でもないし、そのために探すアンテナを張っている訳もいいかないですよね。

Youtubeは観たい動画を観たい時に観れる(ライブ配信ではない場合)といった自由さがあり、Youtubeが主体ではなく、自分が主体となり自分で決めることが出来るため、TVに自分の時間の左右されるといったことが今のミレニアル世代には合わなくなってきたという印象です。

無駄なCMや動画をスキップして観られる

無駄な広告のスキップが可能

Youtubeにはそれぞれ広告が付いています(以下のような動画のバーに出る黄色のやつ)

TVも同じで、10分か15分ごとに必ず流れます。

ただ、同じ広告にしてもYoutubeはTVと違って、スキップ出来るものがほとんど。 Youtubeの広告は2種類あって

1. 5秒経てばスキップ出来る広告
2. 15秒ほどのスキップ出来ない広告

1の「5秒経てばスキップ出来る広告」においては、TVと違い5秒我慢すれば必然的にスキップ出来るため、だいたいの人は待つことが可能です。

2の「15秒ほどのスキップできない広告」においては、TVと同じで強制的に広告が出現して、15秒ほど待たなければならないです。

「1」の方は、まだ我慢できるけれど「2」の方はTVと同じ広告形態なので嫌いな人が多いと思います。(僕も嫌いです)

ですが、「2」の方の広告は実は、15秒待たなくても良くて、ブラウザ版に限りますが、ブラウザをリロード(再読み込み)をすると、消えて見られるようになることが多いです。

TVはどっちもこれが不可能なので、本当に見にくい。
録画で飛ばしても、都度リモコンを持って飛ばすのは面倒臭過ぎますよね。

そんな事もYoutubeであれば、CMを待っているという無駄な行為が必要ないです。

最近は、Youtubeプレミアムが登場して、そもそも広告が出ないタイプもありますね。

無駄な動画をスキップが可能

Youtubeは動画を見ていて、「なんかここつまらない」「動画の途中から観たい」といった時に、スキップすることが容易です。

最初から観る必要もなく、自分が観たい部分まで指でスクロールすればいいだけ。

こういった部分もTVでお馴染みのリモコンを持って一々、またその部分まで再生する必要がもうないです。

自分の好みの動画がある

あの大きなYoutubeというプラットフォームではTVとは違い、自分好みの動画が簡単に見つけることができます。

先ほども書きましたが、TVは自分好みの番組が必ずしもやっているわけではないです。

だけどYoutubeであれば、自分の好みの動画だけ観ればいい。

ゲーム系の動画が観たい → ゲームの実況者動画を観る
PC系の動画を観たい → ガジェット系の動画を観る
ファッション系の動画が観たい → オシャレ系Youtuberの動画を観る

TVはスポンサーがいて、芸能人を雇う関係上、大衆向けで必ず視聴率が取れるような番組しかやりません。

そのため、ニッチ向けの番組はそもそも放送しません。なぜなら、ニーズが少なく視聴者が限られ、視聴率が取れないから。

先ほど例にあげた「PC系の動画を観たい」といったニーズは、世間一般からは全く興味がないコンテンツですね。

世間から興味がないとされる「PC系の動画を観たい」というニーズは細かくすると

・PCの組み立て方法を知りたい
・どんなパーツを使用しているか見たい
・ガジェット系商品を知りたい

といった細かいニーズを含めたものとなります。そんな細かいニーズを合わせてもTV的には、市場が小さいので放送はありえないですが、Youtubeであれば、趣味で動画を載せている人がいるため、必ず動画が存在します。

こういった個人の好み、ニーズにあった動画が存在することが、全く興味がないことを放送しているTVよりもYoutubeに人を呼び込んでいると思います。

謝罪や批判といったマイナス系のニュースを避けられる

昨今のTVの番組ってめちゃくちゃ謝罪や批判系のニュース多くないですか?

最近だと、TOKIOや純烈のメンバーの謝罪会見、不倫などのゴシップによる批判コメントなどの一般の人(ファンでもない人や興味がない人)からするとめちゃくちゃどうでもいい会見。

もちろん最近起きたアイドルの暴行事件のような問題視しなければならないものもあるので、一概には言えないですが、マイナスのものが本当に多いです。

謝罪会見のニュースだけで、1日の放送時間の何割使用しているのか。

謝罪系を観たい!批判系を観たい!といった方はなかなかの精神をしていますが、そういう方の心理を語った動画があるので観ておくと面白いかもしれません。(メンタリスト:DaiGoさんの動画です)

Youtubeはそんなマイナスの動画が少ないです。というよりあることはありますが、「わざわざ自分の貴重な時間を使用して、謝罪の動画を探し、謝罪を観る必要があるのか。」ということです。

自分の限られた貴重な時間を使用するのであれば、自分の好きなものを観たいですよね。

言ってしまえば、そんなマイナス系の動画なんて観るのは時間の無駄です。

Youtubeはそんな特に誰も得をしない謝罪系や批判系の動画を避けて、自分の好きな動画を観ることができるので最高ですね。

TVは本当にもう観ない?オワコン?

これまで、TVではなくYoutubeを観る理由を書いてきましが、本当にもう「TVを一切観ない。」といったことはありません。

TVはTVなりに強み3点あって

・芸能人を起用した番組がある
・普段は入れない、行けない場所にまで取材をしている番組がある
・専門分野に特化した番組がある

芸能人を起用した番組がある

Youtuber自体が、芸能人ぽいというのはありますが、芸能人(俳優や女優、アイドルや芸人など)を起用した番組はYoutubeにありません。

こればっかりはTVを観なくては、好きな芸能人を観ることができないため、TVを観るしかありません。

芸能人に払うギャラやコネがあるTV局においては、Youtubeは勝てないと思います。

ただ、最近キングコングの梶原さんや、女優の本田翼さんがYoutuberになったりTVでも人気の芸能人がYoutubeに参入してきているので、何が起こるかは分からないですね。

個人的には、もっと参入してきて欲しいです。

普段は入れない、行けない場所や会えない人にまで取材をしている番組がある

海外に旅をしてその海外の事情や暮らしを放送している番組や、立ち入り禁止の場所に取材している番組や、芸能人密着の番組など。

TVだけでしか出来ない多大な取材費、時間、コネを使用できる番組においてはTVの強みだと思います。

Youtubeのチャンネルはほとんどが個人で作成されているため、TVという企業には大きな企業には敵わない、というよりかは個人でやる規模の企画ではないため、上記のような番組はTVならではという感じです。

専門分野に特化した番組がある

歴史の専門家や、学者を起用した歴史や文化の番組、医者を起用した健康推進番組などの専門分野に特化した番組が出来るのもTVならではです。

専門家や学者や医者などの専門家などは本来、芸能人ではないので起用が難しいということや、こういった番組のニーズが、僕らのようなYoutubeを観ている若い世代ではなく、情報の取得をTVで行なっている上の世代たち向けにあるということ。

そのため、YoutubeではなくTVの方がこういった分野(若い人たちが飛びつきにくいもの)は得意ですね。

ただ、逆に今現在Youtuberに歴史ジャンルなどの人がいないのであれば、競合がいないのでチャンスな気がします。

まとめ

以上、今の若い人たちがTVではなく、Youtubeを観ている理由を書いてきました。

どっちかが必ずいいという訳ではないですが、今のYoutubeの方が、若い人たちのニーズにだんだんと合ってきたというだけですね。

最近は、エンタメ系の動画だけではなく、実用的な動画も増え始めてきたので、Youtube界の教育番組的なものが生まれても面白いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました!


焼肉とラーメンに8割消えます。たまに真面目に参考書代に消えます。