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独立リーグ、伸びる人・そうでない人

✳︎この記事は個人的な見解のもと作成されております。


多くの人が自分なりの夢と野心を持って挑んでいるこの独立リーグ。

しかしそこには類い稀なる才能を持った人や一際目立ったセンスを持ち合わせた野球選手は多くありません。そんな気がします。


もしいたとしてもごく一部。
ほとんどは強豪社会人野球部に入るか、すでにNPBに進んでいることでしょう。

そんないわゆる〝凡人たち〟が集うこのリーグでは、どのような選手が伸びて、成長して、結果を出して…。
逆にどのような選手がそうでないのか。

リーグ内でも実力格差は存在するものの、意識一つ二つでいかほどにも成長できると僕は信じています。

というか、凡人たちが本気で何か夢を叶えたいと思っているなら、それ相応の意識を持って取り組まないと、上のレベルには到底上がれっこないと思っています。

そこで今回は、個人的に大きく影響しているのではないのかな、と思う点がいくつか見えてきたので、皆さんに紹介?していこうと思います。

本当にただの個人的な意見なので、それは違う!そんなの関係ない!と思う方がいらっしゃいましたらぜひ一度僕と語らい合いましょう。笑

では、どうぞ!!


食事意識の差


僕たち関西独立リーグでは給料が発生しません。

そのため、多くの選手がアルバイトをしながらの生活を送っています。

必然的に節約を強いられている中、糖質過多な食事や、1日2食で過ごしている方もたまに見受けられます。

ぼく自身も、日々の食事で栄養<節約といったニュアンスとなってしまっているため、〝たんぱく質が摂れればいっかー。〟という考えに至ってしまっています。

本当に難しくはありますが、筋肉を作ること、疲労を回復すること、体調を整えることは、アスリートとして欠かせない意識であるに違いありません。

パフォーマンス向上のためには筋力アップが欠かせないことは言わずもがな。

練習の毎日を送っている僕たちは、いかにして練習の効率を上げることが重視されていきます。

〝体重いなー〟〝体動かないなー〟

と言って練習態度がだらけてしまう、あるいはその気がなくても思うように練習に集中できなくなってしまっては、成長見込みが低くなってしまいます。

やはり毎日の練習の質を上げること、100%の状態で練習に取り組むことが成長への近道なのでしょう。

摂取する栄養素の量はもちろん、タイミングと回数も重要な要素であることを理解する必要があると思っています。

コンディショニングに対する意識の差


先程の内容と似通ってしまうかもしれませんが、食事とはまた違った視点から生まれる差を考えていきたいと思います。

果たしてぼくが最良のコンディショニングを行えているかと言われたらそうでもないと思います。

もう少し真面目に大学の授業を受けておけばなぁとやはり後悔しています。


この〝コンディショニング〟には、練習・トレーニング量の調整(ピーキング/テーパリング)だけでなく、睡眠時間やリズム、身体のケア、などが主に考えられ、あとは先ほど述べた食事面かなぁと個人的に思います。

どれか一つをやっておけば良いというものでもなく、どれかが欠けてもどこか体の調子が崩れてしまう恐れがあるため、バランス良く、まんべんに取り組む必要があると思います。

1日〇時間睡眠をとれ、というのは個人の感覚の中で最適な時間を探してもらえればいいのですが、オフだからと言って1日中寝ていたり、前の晩バイトだったからと言って次の日いつまでも寝ていては、時間がもったいないですよね。

やはり僕らの本来の目的は野球人としての成長。

そこには圧倒的に練習量の確保が迫られることでしょう。

半日分の全体練習をフルに効率よく練習したとして、果たしてそれだけで本当に上手くなれるのでしょうか?

僕はそうは思いません。

野球をしていくためにアルバイトをしているはずが、アルバイトにより生活のリズムができてしまうと、大学生となんら変わりはありません。本末転倒です。

体のケアをすることも同じ目的があります。

自分なりの体の整え方がわからない人は、一刻も早く探すと良い気がします。

やはりいかにして次の日の練習に支障を持ち越さないかが良い選手との別れ目なのではないのかと個人的に思います。

強い目的意識の差

3つ目の項目です。
大前提にして最大の要因な気がします。

野球をする理由なんて人それぞれ違うでしょうから、きっとみんなが抱く思いが正解なのでしょう。

そのため周りの人を卑下するつもりも、批判するつもりもありませんが、どうしてもなぜここで野球をしているの?と気になる選手もいます。

同じチーム内でも少なくないことから、他のチーム、リーグ内を見てもきっと同じことが言える気がします。

元々選手のみなさんは、何かしらの強い意志を持って独立リーグに挑戦してきたはず。

その本来持ち合わせていた強い意志を忘れている、あるいは諦めているのであれば、当然やる気など湧いてくるはずもなく、ただマンネリ化した日常を送ってしまいます。

そうなってしまっては野球人としての成長はもちろん、一人の人間としての成長も薄くなってしまいます。

正直アルバイトをしながらの生活はしんどいです。

僕も最近やっとアルバイトを始めたのですが、このままだと今年何回居眠り運転で事故を起こすかわかりません。
(次の記事は独立リーガーの一日のタイムスケジュールの予定です。)

このnoteもまとまって書く時間があまり確保できず、隙間時間や移動時間に考えながら肉付けしていってやっと完成しました。

それでも僕は、野球が上手くなりたいし発信もしたい。

だから毎朝起きるたびに、
〝一年くらい身体ボロボロになってもいいやー。〟

と思うようにしてジムに向かっています。

だから何。
と言われてしまってはまだ結果も何も残せていないのでその通りなのですが、自分はいつかきっと報われる日が来ると信じています。

自分の目標が叶った時のことを考えると、今の生活がいくら辛くても絶対やってやろう、という気持ちになります。(今のところ。)

〝強い意志〟
と言っても個人の裁量次第で如何程にもなるため、自分はやっている方だ、などと思わない方が良いです。

上には上がいます。

だから僕は、周りと比べることをせず、自分がやるべきこととできることをこれから直向きに続けていきます。

おわりに


いかがだったでしょうか。

僕の勝手な意見をずらずらと述べてきましたが、参考になる部分も一つくらいはあったら嬉しいです。

今後独立リーグに入ろうと考えている、入りたいと思っている選手はよく考えて欲しいです。

本当に楽ではありません。

かと言って、練習がめちゃくちゃ楽しいかと言われたら、疑問点はあります。

確かに僕たちのチームは、ピッチャーはほとんど個人に練習メニューを任されています。

その点は僕もとてもよく思っており、今の自分に足りないもの、また周りの選手が行なっているメニューなどを参考にしたり混ぜてもらったりと、本当に楽しく充実させていただいています。

ですが時間の使い方をよく考えないと、本当にただ時間が過ぎていくのを待つだけになってしまいます。

また、言い方は悪いかもしれませんが、自分と同じ水準で練習をしたいと思っている選手が周りにいないと、やはりどこかもどかしさを感じてしまうこととなるでしょう。

そうなってしまっては自分の水準を落としかねません。

周りの人の引き出しを吸収しつつ、どれだけ自分の練習に没頭できるかが肝となってくるような気がします。

先ほども言いましたが、次の記事ではそんな僕の一日の生活を事細かに書いていこうと思っています。

僕の日常になんの需要があるのかわかりませんが(笑)1人でも多くの人に届いて、参考にしてもらえたら僕は本当に喜びます。


今回の記事は何も独立リーガーだけに共通する話ではありません。

全アスリートにも同じことが言えます。

どうか競技スポーツを行なっている方は、一度自分の生活を見直してみてはいかがでしょうか。

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