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706. Listeria monocytogenes-associated spontaneous bacterial peritonitis in France: a nationwide observational study of 208 cases

https://doi.org/10.1016/S1473-3099(24)00151-8

リステリア関連腹膜炎まとめ
フランスのリステリア症全国サーベイランスデータから。報告された8768例のリステリアのうち、208例(2%)がSBP。平均年齢は65歳(SD 13)、208例中50例(24%)が女性、98%になんらかの免疫不全あり、肝硬変が最多(74%)、アルコール中毒が62%、悪性新生物が31%。発熱があったのは半分のみで、腹痛も37%、下痢が21%(症状が出にくい)。29%が診断後1ヵ月で死亡、44%が3ヵ月で死亡、52%が6ヵ月で死亡。独立した1ヶ月死亡率との関連因子は、悪性新生物(HR 2.42)、敗血症性ショック(HR 8.03)、白血球数高値(1.05)だった。


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