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402. Telehealth Treatment of Behavior Problems in Young Children With Developmental DelayA Randomized Clinical Trial

Bagner DM, Berkovits MD, Coxe S, et al. Telehealth Treatment of Behavior Problems in Young Children With Developmental Delay: A Randomized Clinical Trial. JAMA Pediatr. 2023 Jan 9. doi: 10.1001/jamapediatrics.2022.5204. Epub ahead of print. PMID: 36622653.

発達遅滞のある幼児の行動問題に対する、遠隔医療による育児介入の有効性を評価。インターネット配信型親子相互作用療法(iPCIT)とは、ビデオ会議を利用して、家庭での養育者と子どもの相互作用をライブでコーチングするもの。

iPCITを受けた子どもは、不適応のレベルが有意に低く、保護者の指示へのコンプライアンスレベルが有意に高かった。介入後に臨床的に有意な変化が観察されたのは、通常群(42%)よりもiPCIT群(74%)の方が多く、これは6ヵ月後のフォローアップでも維持されたが、12ヵ月後のフォローアップでは維持されなかった。iPCITは保護者の介護ストレスを減らさなかったが、通常群よりも子育ての技術を観察しようとする保護者の割合を増加し、支配/批判的行動をとる保護者の割合を減少させた。また、iPCITを行った保護者は、厳しいしつけや一貫性のないしつけが減少したと自己報告した割合が高かった。

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