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462. More Californians Are Dying at Home. Another COVID 'New Normal'?

https://www.medscape.com/viewarticle/987543

COVID-19の流行により、病院や老人ホームではなく自宅で亡くなるカリフォルニア州民の割合が急増しているらしい。

在宅死の急増はパンデミックの最初の年である2020年に始まり、その割合は、初期の病院や老人ホームの閉鎖が終わってもなお、上昇し続けている。カリフォルニア州公衆衛生局の死亡診断書データによると、2022年の最初の10カ月間にカリフォルニア州で起きた死亡の40%近くが自宅で起きており、2019年全体の約36%から上昇している。CDCのデータによると、データにアクセスできる最も古い年である1999年には、自宅で死亡する例は約26%だった。

この傾向は、深刻な慢性疾患を持つカリフォルニア州民の間でさらに強まっている。2022年、がんで死亡したカリフォルニア州民の約55%が自宅で死亡しているが、これは2019年には50%、1999年には44%だった。同じく、2022年にアルツハイマー病で死亡したカリフォルニア州民の約43%が自宅で死亡、2019年は34%、1999年は約16%だった。

流行初期についての理由は、病院や老人ホームで介護士がCOVID-19を封じ込めようとした結果、大幅な政策変更が行われたことによると医学専門家は述べている。病院や介護施設で患者のベッドサイドに直接訪問することが禁止されたため、家族にとっては苦痛な状況が生まれた。多くの人が、愛する人を家に帰すことを選んだ。同時に、COVID-19への感染を恐れ、パンデミックの最初の数年間は多くの人が病院を避け、場合によっては他の深刻な疾患の治療を怠ることもあった。そのことも、在宅死の増加につながったと考えられる。

終末期医療を専門とする人々は、面会交流が緩和されても、この傾向が続くのは当然だと言う。医療介入による一刻一刻の争いを避けてでも、快適で慣れ親しんだ場所で死にたいと考える人が増えているのだという。

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