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「同人女の感情」が面白かったので、読後の勢いで同人誌即売会イベントにいって作者さんに応援のメッセージを直接伝えてみた

そんな私がこの度初のサークル参加をしてきた。きっかけは「同人女の感情」という漫画。キラキラした同人女たちが二次創作活動を通してワイワイするストーリーで、同人あるあるネタ(毒マロとかジャンルの神との確執とか色々)がふんだんに使われてて最初はただ楽しく読んでいたんだけど、だんだん憧れを持つようになった。Twitterのアイコンの向こうにはどんな人がいるんだろう。きっと「同人女の感情」に出てくるようなキラキラした素敵な人達だ。イベント参加したらこの素晴らしい絵を描いた人と友情が生まれたりして。

まあ上の話は創作だと思いますけど


私も最近「同人女の感情」を読んで興奮してしまい、勢いで最近憧れの作者さんに会いに行ってしまったのだ・・・。


私はブルーアーカイブという作品はそんなに好きではないのだけれど、ブルーアーカイブという作品に「聖園ミカ」というキャラがいて、世良マコトさんという人が描く二次創作のミカが私はすごく好きなのだ。(ちなみに原作のミカはそれほど好きではない)

世良さんの描くミカは、原作のミカの善性部分だけ抜き出したようなキャラクター造形となっており、ガワは同じだがほぼif創作のオリジナルキャラだと認識している。周りの人間もミカに対してとても優しい。

世良さんのミカは、周りの人間も含めて昔悪いことをしてしまった罪悪感とか負い目が強くて自分のことを嫌っている。だから自分なんかが人を好きっていいんだろうかと自信を持てないまま先生に恋心をいだいている。そんなミカが周りに愛されながらすこしずつ勇気を出し、そのことで自分のこともすこしずつ好きになっていく・・・みたいな描かれ方をしている。

なお、世良さんはアイドルマスターの「もりくぼ」が大好きで、「引っ込み思案の女の子が、周りの優しさに背中を押されて勇気を出す」というのが性癖なのだろう

ミカについても最初は容姿と設定から入って、創作を始めて半年くらい経ってからちゃんとストーリーを読み始めたというから、自分の性癖ファーストな人なのだと思う。だからこそ、オリジナルなミカが出来上がった感じ。原作の展開を知った後でも、優しい雰囲気は変わらず維持してくれている。



もりくぼマンガを描いていた頃から見ていたので、この人がミカを描き始めた最初の頃からウォッチしてきたが、本当にかわいいなー癒やされるなーって思ってた。 

こういう癒し系の話を描く人ってどんな作者さんが描いてるのかなーって思ってたし、なんか直接応援を伝えてみたくなった。



というわけで、当初行くつもりは全然無かったんだけれど、たまたまテンションが上がった時に世良マコトさんが近くでイベントやってるということを知ったので、もうノリと勢いだけで実際に行って、本買って「いつも素晴らしい作品をありがとうございます。これからも応援してます」とだけ行って帰ってきた。

作者の世良さんは、「同人女の感情」の登場人物でもおかしくないくらい可愛くて素敵な女性でした。

向こうからしたら数十人の中の一人に過ぎないし対して気にもとめられないことは頭では分かってるんだけれど、なんかこう・・・読者の一人として声をかけて、感謝の気持を伝えるのってなんかすごい緊張するね。でも、これだけのために4000円払いにいったので、ちゃんと日頃の感謝を伝えられて良かったし、なんかこう・・・妙な達成感があった。


なるほどスパチャ払う人の気持ちってこんなかんじなんだろうか・・・。

スパチャって、相手にお金を貢ぐことが目的というよりも「自分が相手に自分の気持ちを伝えるというハードルが高い行為をする際、勇気を出すために必要な経費」なんじゃないかな。私も今回4000円じゃなくて1000円とかだったら黙って本だけ買って帰ったと思う。4000円払ったから声を出せたのだと思う。

そう考えたら、まぁ赤スパチャとかやってる人のことがちょっと理解できたかも知れない。

今回の経験をして、私はますますVTuberとか絶対応援したらヤバイなと思った。私が推し活を嫌いなのは「自分がやったら死ぬから」かも!!

おわり。


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