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D2Cを支える技術 Shopify最新の国内事例まとめ

最近、D2C(Direct to Customer)のスタートアップをよく見かけるようになりました。資金調達のニュースも盛んに流れていますし、これからさらに面白い会社が出てきそうです。

D2Cが流行っているのにはいくつかの要因があると思いますが、そのうちの1つがインスタをはじめとするSNS起点でモノが売れる環境が整ってきたのも大きいんじゃないかと思います。

インスタのショッピング機能にはカート・決済などの内容は含まれません。写真に対して商品のタグを付け、そこに購入ページのリンクが貼れるというものです。つまりECサイト自体は外部のものを用意しなければなりません。

これまでもECサイトの構築システムはたくさんのものが提供されていましたが、今世界的に大きな流れを作っているのがShopifyというCMSサービスです。低価で簡単にECサイトが構築できて、拡張機能も多く、さらに多言語対応がしやすいということもあり、爆発的な人気があります。

近年は日本語対応も進み、日本での事例も増えてきました。特にD2Cスタートアップでの採用例がいくつかあったのでまとめてみました。

RiLi STORE

ファッションメディアRiLiと連携したセレクトショップ型のECサイト(D2Cじゃなかった…)。メディアの世界観がストアにもそのまま反映されていて美しい。ストアのテーマ(レイアウトや装飾など)も相当カスタマイズされていらっしゃるのではないでしょうか。

COHINA

MERYの創業者である中川綾太郎氏が新しく作った会社newnが手掛けるD2C。小柄な女性に特化したファッションブランド。月商はすでに数千万を超えるとか。

One Nova

「世界一透明なパンツ」を作っているのだそうです。色が透明なわけではなく、どういうふうに作られているか透明性があるパンツということでした。Campfireでのクラウドファンディングも話題に。

17kg

「イチナナキログラム」と読むらしいです。韓国レディースファッションの販売。Shopify公式サイトにも事例としてあげられています。

Sellenatela(セレナテラ)

東京発のシューズブランド「セレナテラ」。リアル店舗もあるようなので、どのように活用されているか気になるところです。写真がとってもキレイ!

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Shopifyは非常によくできたシステムで、しかもSaaSとして提供されているため、開発リソースを最小限におさえることができ、商品開発やブランディング・マーケティングに注力することができます。

また世界中に拡張機能(アプリ)を開発している会社があるので、サブスクリプションへの対応や発送業務の効率化画面の組み込みなどが数クリックで設定できます。

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今後も最新事例を見つけたら、この記事に少しずつ追加していこうかと思います。また海外のほうが事例が多いはずなので、そっち方面もリサーチしようかと思います。


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