ついに有馬記念の枠順が発表されました。枠順とコースの特徴を踏まえた上で、現時点の（最終追いきり映像が出る前の）評価をまとめます。

コース特徴：中山芝2500m

JRA公式ページの図が参考になります。

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2017/1224_1/race.html

スタート位置がコーナーのポケット部分となるため、内枠が有利です。
最後の直線が短く、最終コーナーで先行〜中段くらいに付けていないと厳しいです。

各馬の評価

1枠1番 ヤマカツエース
余り人気しなさそうだが、中山では好走するタイプ。去年の有馬記念あのメンバーの中4着だったことを考えると十分に穴を開ける可能性はある。去年より更に内枠を引いたので、内内を回して直線でハマればあり得ると思う。個人的には狙っていきたい。

1枠2番 キタサンブラック
絶好の枠を引いたので勝ち負けは必至。過去の傾向からすると3走馬に凡走するタイプだが、今回は違う。有馬記念は（去年取りこぼしたため）絶対取りたいところだろう。そのため、天皇賞（秋）とJCは軽め仕上げでここを狙ってきているに違いない。

2枠3番 クイーンズリング
牝馬5歳ということでそろそろ年齢的にも厳しそう。内枠かつルメールで少し不気味だが、あまり重要視はしたくないかな。

2枠4番 ブレスジャーニー
扱いが難しい。内枠なのはいいが...。

3枠5番 トーセンビクトリー
中山は得意だし、内目のいい枠に入ったが、もう5歳牝馬。最近は惨敗が多いしちょっと厳しいのではないか。ただ念のため注意はしておきたい。

3枠6番 サトノクロニクル
前走チャレンジカップはうまく立ち回って勝利。中山もセントライト記念で3着の経験があるが、かなり着差を付けられているし、実力的に今回は厳しいと思う。インベタしてイン差しを狙ってくる気がするけどどうか...

4枠7番 シャケトラ
個人的に好きな馬で、ずっと買うタイミングを伺っている馬。実力はあると思う。中山は日経賞で好走経験があるし、前目に付けられるのもよし。枠も悪くない。ただ福永ジョッキーなので最後直線で馬群をさばけず終了となる可能性があり。軸にはしづらい。

4枠8番 レインボーライン
最後方につけるのでかなり厳しいとは思う。

5枠9番 サクラアンプルール
ヤマカツエース同様中山で好走するタイプだったが、最内を引けなかったとなると実力的にかなり厳しい。

5枠10番 シュヴァルグラン
去年の有馬記念では中段やや後方くらいにつけて6着だったが、最近は先行できるようになった。前走ジャパンカップでキタサンブラックに勝利したが、その時と違って外枠なのが不安点。2着3着は十分有り得るが、キタサンに勝ち切るのは厳しいのではないか。ジャパンカップの勝利で人気しそうなのもマイナスポイント。

6枠11番 ルージュバック
オールカマーで中山コース、前目につけて勝利。今回もその時の同じ北村ジョッキーが乗るが、基本的にはスタートが良くなくて後ろからになってしまう。オールカマーの時から周りのメンバーはかなり強化されるので厳しいのではないか。

6枠12番 サトノクラウン
天皇賞秋の激走の疲れが残っていそうで、前走のジャパンカップを10着と惨敗。中山は最後に急坂があったり等、力のいる馬場なので、東京コースよりは向いているかと思うが、それでも厳しいんじゃないかと思う。

7枠13番 ミッキークイーン
去年5着だったことを考えると、この枠に入ってしまうと厳しい。

7枠14番 スワーブリチャード
左回りコースの方が得意で、右回りは苦手とされている。さらに外枠。実力的と鞍上で人気しそうならいっそ切りたい。G1のデムーロは確かに怖いけど。

8枠15番 カレンミロティック
外枠でこの実力じゃ厳しいと思う。9歳ですし。

8枠16番 サウンズオブアース
もうそろそろ年なのか実力が落ちてきているし、大外なので厳しい。

まとめ

個人的には素直にキタサン軸の馬連で相手を絞っていきたい。
◎キタサンブラック
◯ヤマカツエース
▲シュヴァルグラン
あとはオッズ次第で。。。