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27.巡視の重要性 教科書では教えてくれない、介護士のすすめ

今回は夜勤の巡視について書きたいと思います。
夜勤の基本的な流れは、
就寝介助から、巡視、排泄介助を繰り返しながら起床介助を行うのが主な流れですかね。
まぁ、時には寝付かれない方の、見守りを行う場合もありますが。

巡視の重要性


今も巡視は2時間に、一回を定めている施設が多くあります。しかし、自分も夜勤に排泄介助が予想より時間がかかり、2時間を過ぎてしまう事もあります。
決められているとはいえ、2時間に行く度に怒られる事も多々あり💦
「また、来た。眠れない」等を言われた事も。

1.転倒
よくあるのが転倒でしょう。自分でトイレに行かれて、滑る、躓くなどで転倒してしまい巡視で発見する。
頭部を打ち付け、口から泡状の唾液を吐き倒れているご利用者を発見した事があります。
救急隊からは、あと少し遅れていたらと言われました。

2.嘔吐
巡視の際に口から嘔吐され、そのまま窒息してしまう事もあります。
昼間、お祭り、食べるレクなど普段と違う行事があったなどは気を使います。
夜間で暗い中、唇のチアノーゼまで確認出来ませんが・・・呼吸状態は出来ているかは必ず確認しましょう。

3.他者が違う居室へ
夜間になり、他者の部屋に入ってしまう方が良くいらっしゃいます。
時折、狭いベッドで二人で寝ていたなんて事も。所在確認が必要な方はいますよね。
枕を他者の顔に、押し付けていたなんて事も発見した事があります。

4.発作
てんかんなどの病気をお持ちの方は、発作が見られる事もあります。
決まった時間に、必ず起こるなんて事も。必ず申し送りで医療に繋げて下さい。

5.外へ
3でも書きましたが、所在確認を怠った結果。ご利用者が外へ飛び出し、警察に保護されるなんて事例もありました。
所在確認や施錠チェックを、業務に組み込む施設は多いと思います。

まだまだ、上記に書いた例は夜勤の一旦だと思います。夜間は介助人数も少ない中での勤務です。決められた業務を怠らないように、また、おかしいな?と思ったら相談、報告をしましょう。

ご観覧ありがとうございました。


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