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商談・笑談・冗談

現在どこの会社様も今年の下半期の商談が始まっており、一年を通じて繁忙期と呼ばれる時期の提案なので、提案する方も買う方も力が入ります。
営業方法も様々あると思いますが、百戦錬磨のバイヤーを目の前に自社商品を提案するわけですからそれなりに準備は必要で気合も入ります。

まず商談の席につくまでにクリアしなければならないハードルがいくつかありますが、はじめての取引の場合ここがなかなか大変です。

提案したい会社の商品提案の窓口の連絡先は殆ど書いていないし、WEBで調べても電話番号が書いてある所は少なく、唯一開かれているWEBの商品提案窓口に提案書を送っても興味を持ってもらえない商品はそのまま1年待っても連絡などきません。
ようやく担当者につながっても、百貨店や量販店の担当バイヤーの皆さんは超お忙しいのでにアポを取るのがこれまた至難の業です。
アポが取れたら一先ず商談の席には着けますが、そこまでもたどり着けない方々がとても多いのが現実です。

商談に行く前に必ずチェックしておきたいこと
●提案する商品をおいてもらいたい売り場をしっかり見ておくこと
チェックポイント
陳列方法
陳列什器
販促物
お客様の年代層
類似商品

最低限これくらいはちゃんと調べておきましょう。

私の友人に営業商談のベテラン、魔術師みたいな方がいて、その方に言わせると挨拶の後に速攻製品説明に絶対に入ってはだめだといい切るのです。
いきなりカタログや営業ツールを開いて、売りたい製品の説明を始めてしまうと、よっぽど特別で特徴があるものか、欲しい商材でない限り聞く耳を持っていないと。
まず、自社商品の説明をきちんと聞いてもらうために、興味のポイントを会話から探って相手に役立つ情報の提供や雑談をし、相手に自分とならよりよい関係で商売ができると感じてもらうことが何より大切だという。
そうして聞く耳をつくってから、自社の商品やサービスをテンポよくの説明し、やり取りして次回のアポを取るという流れ。

営業スタイルは人それぞれですが、私も同じで、必ず一度は一緒に笑い冗談も交え次回に繋ぐ場合が多いです。

プレゼンとは違い商談は人数も少なく、距離が近い分親近感が大切
無理だなと思う注文があったとしても、その場で断らず、一度は持ち帰り
本当に無理な事か再考する事も必要だとおもいます。

名刺交換した後、資料を広げ、流れるように流暢に説明するのだけはやめましょう。営業=商品説明ではないのです。
日頃のタイムリーなニュースや情報を提供できるだけの自学の幅をいかに広げるかが大きな課題となります。
自社の商品をちゃんと見てもらい伝えるために情報通になりましょう!

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