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サンプル作り

新商品のサンプル作りが始まっています。
クライアントと打ち合わせをしてどんな商品を作るか決めるわけですが
決められた金額の中で新商品を作るのはなかなか難儀です。

商品の打ち合わせをし
商品代金+パッケージ代+シール代金+OPP袋代金+手間代金
それに配送用ダンボール代金+POP代金+配送料
これが新商品の原価です。
それに利益を足して納品価格になるわけです。

この金額を決められた範囲の中に収めるわけですが、日本の国の中だけだ全てをクリアできるに越したことはないのですが、今回はなかなか難しく
商品は中国で作り、パッケージやシールは韓国、で作ることになりました。

一つの商品を仕上げるのには結構な時間がかかります。
商品の価格は妥当なのか?
パッケージを作るのにもっとコストが掛からず見栄えのいいものが作れないか?等、担当者は試行錯誤しながら進めていくわけです。

100個商品があれば100通りの形があるので、その都度色々な所に連絡を取り、色々な方たちの知恵と、経験からのアドバイスを参考に希望仕様に近づけ商品を組み立てます。

いろいろな商品があるわけですがやはり繁忙期は年末商戦
なのでどこのメーカー様も忙しいのは同時期です。
大体、どこのメーカー様も今年の年末商戦の商品はすでに8割方出来上がっており、あとは生産調整だけという感じだと思います。

買い付け商品はオリジナルと違いますが、やはり大きなロットで作って販売仕様にしなければならないし、お盆過ぎたら納品なのでこちらもそろそろとりかからないといけません。

大雑把に言うと、一年の内、企画は日々出し続け。半分がモノづくりとなります。こちらも日々慌ただしく進んでいきます。

今は販売する会社と一緒にモノづくりをしていく時代になりました。
自分たちの思いだけで1つの商品を作ってもなかなか売れないからです。
他に類を見ない画期的なものはもちろん別ですが。

いろいろな商品があふれかえる中、知恵とアイデアを出し合いながら販売してくださる会社と試行錯誤しながら売れる商品を考え生み出す形が今は主流です。もう、企画を考える会社、つくる会社、売る会社と分けて考える時代ではありません。ということは、企画する人、作る人、デザイン考える人、販売する人と決められた範囲の仕事だけしていてはなかなか売れる商品はできないということになります。
連携が何より大切ですね。

今は企画する人がデザインしてモノを作り販売する会社様が増えてきました。皆知識も豊富で頼もしいです。
販売するにあたり、一番商品のことを伝えられるのは企画した人なのですからこれ以上強いことはありませんよね。

最近少ロットでも色々なオリジナル商品が作れもう夢のようです。
先日会社用にネットでコーヒーカップを注文
お孫様たちの写真をイラストレーターで編集し正面にMAGO CUPとLOGO配置し、JPEGに書き出してネットで注文。
キレイに出来上がってきて大満足。毎日コーヒーを飲むのが楽しみです♡
息子様たちはまたなんかチョコチョコやってるよーみたいな感じで笑っておりましたが(笑)

今はネット注文で色々なものが1つから作れるところが増え、週末はワクワクしながら唯一自分だけのオリジナルで何が作れるのかを調べています。
カップのように決められたものにプリントするものから始まり、3Dプリンタを使って立体物を完全なオリジナルでつくってくださる所もあり
今3Dプリンタでアクセサリーを作ってくれる会社で、我が愛犬の横顔の指輪をアクリルで、ファスナートップを真鍮でオリジナルのデザインで作りたいなと思っている今日このごろです。

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