原因療法ってなんだろう

対症療法的生き方はつらいと思う

まず原因療法とは何?の話の前に対症療法について日常でクライアントさんと接してみて個人的に感じている事を綴ります。

今日、久しぶりにご来院いただいたクライアントさんと施術前のお身体や心の状態確認でお話を伺っていると、少し前に全国からクライアントさんが集まる有名な治療家さんに診てもらっていて、その方の施術が身体を大変熟知されてて素晴らしいんですとのお話でした。

痛い腰や脚も一回の施術で歩けなかった人が歩けるようになったりなどするそうで、そのクライアントさんも実際に一回の施術で症状は消えたそうです。

そこで素晴らしい効果を感じていらっしゃったのですが、今日は当院に来られました。理由は全身の歪みが気になってバランスが崩れている気がするからでした。

行かれていた治療院では全身を診て整えてくれて調子が良くなったのだがしばらくすると元に戻ってしまうので、やはり対症療法ではなく原因療法で自分の内側にある自然治癒力を旺盛にして整えた方がよいのではと再認識されてこちらに来られました。

実は原因療法を受けた事がある人は、術後に生命力が旺盛になり自分自身で整えて癒やしていく感覚を体験するので身体が覚えています。体験後に対症療法を受けると首周りが重苦しくなり生命力の働きが感じられず何とも言えない違和感を感じ理由はないがしっくりとこなくなります。

今現在この感覚を体験されている人自体がほんの少数なので比較での説明が難しいのですが、対症療法を受けた後と原因療法を受けた後での身体と心の状態の決定的な違いがあります。

何が決定的に違うかといいますと、施術後の氣のある場所が違います。

氣は目には見えませんが確かに存在すると私は思っており、誰もが普段は意識してなくても感覚はしていると感じていて、試しに施術前のクライアントさんに今氣のある場所を何となくでもいいので教えて下さいと言うと、ほとんどの方が私が感じている場所と同じ所を指します。

まず、対症療法での術後は氣が頭上部辺りまで上がっていきます。そうなると身体の重心も上に移動して安定感がなくなりふらつき、緊張状態で無駄に力んだ状態になります、または逆に力が入らなくなったりもします。
氣に重量はありませんが場所が移動すると重心が不安定になるのは不思議ですよね。

心に起こる事として、思考が忙しく考えがまとまらずグルグルして興奮状態であり、過去やまだ起こっていない未来の事を考え不安感や恐怖感が出やすくなります。

原因療法での術後は、氣がヘソの下にある臍下丹田と呼ばれる所に収まります。その状態になると重心が下がり立ってもふらふらせずに安定します。そして身体全体で緩んではいるがしなやかさも出てきます。

健康な方は氣を丹田に維持しやすく、身体も心もどっしり感があり安定する方向に在ります。

心の変化としては、思考が落ち着き本質の自分と繋がりやすくなり、自分の本当の望みが分かりやすくなり、逆に自分に必要ない考え方の癖や固定観念に気付いて外れていきます。

幼き頃の純粋無垢な感覚が蘇り本当の意味で自由になっていきます。




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