内に在る生命力を忘れた日常

自然治癒力は常に邪魔されている

自然な存在である私達は生きていると様々な影響を受けて自然治癒力・免疫力の働きを邪魔されながらも体は健康を保とうと頑張って生かしてくれている。

現状は皆さん誰もが内在している素晴らしい力が上手く使えていない状態です。


今日いらっしゃったクライアントさんなんですが、病院に行って高い血圧を下げる治療を受けてこれから起こるであろう様々なリスクを避けて生活をしたいと考えているのですが、こちらでの施術ではそういった事にも対応されてますか?と聞かれました。

この質問の私の答えは、「身体が必要として血圧を上げているのでそのまま様子見では駄目ですか?」と申し上げたら、相手は「それでは駄目です」とすかさず返された。その後も20分位話し合ったが理解を得られず平行線のまま終了した。

自然治癒力や免疫力といった自分の内にある生命力を旺盛にし、自分の力で真の健康を取り戻していただく為の施術を受けに来ていただいているクライアントさんでさえも、世の流れと同じ外側の力で何かをしなければ治らないという対症療法的感覚からは抜けきらない。
当然と言えば当然なのだが、私の話は全く通じていないんだと感じて力が抜けた。

そのことが最近までモヤモヤしていたが、誠意を持って根気強く話をすれば、いつかは理解されると思っていたのは私が勝手に脳内で作り上げた観念であり、私の傲慢な思い込みであったことをやっと気付きはじめたので、以前ほどのショックや葛藤は起こらなくはなっているし、起こってもまたいつもの脳内妄想ドラマを再現しているだけだと気付けるようになり少し生きやすくなってきた。


相手を変えようとする説得は不要で、その人その人の理解はこちらの意図したことにはほぼならないという感覚でお話をしながら、その後は相手がどう受け取っているかを感じながら常に修正して対応をしています。


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