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IT企業の働き方、稼ぎ方。

こんばんは、ヨシモトです。

今日は、IT企業の働き方、稼ぎ方について考察したいと思います。


IT企業で稼ぐには!?


「新しい産業を生む。」
「今ある産業に参入する。(今ある産業のIT化)」

の2択なのかなと思います。
難しい領域ですが、ここで需要を手に入れると大きな利益を得ることができます。

・「新しい産業を生む」
近年シェアリングサービスが注目を浴びており、様々なサービスが出てきました。各社独自の視点やアイディア、先端技術を駆使して新しいサービスを作り出しています。
最も活気があり、新陳代謝の活発な領域です。
AI、IoT、仮想通貨、ドローンなど。

・「今ある産業に参入する(今ある産業のIT化)」
今まで人力でやっていた仕事や業務にIT技術を利用して業務改善、業務効率化などに取り組みます。
楽々明細、RPA(Robotic Process Automation)、自動運転技術、ロボットなど、
「今ある仕事がITに盗られる」と言われているのは恐らくこの領域。
"盗られる"と言いますが、要は"業務効率化"。
仕事が効率化したらきっと今まで出来なかった領域に手を出し始めるので、仕事は減らないのではないでしょうか?
人類の進歩ですね。僕はちょっと楽しみです。


少し余談ですが、下記の記事が面白かったので掲載しておきます。
(少し古いですが。。。)

要約すると、
「役に立つもの」は淘汰され「意味のある」ものだけが生き残る。

です。


既存のビジネスについて考えます。

「自社サービス、ソフトウェア開発」について。

今ある(もしくはこれから作る)ソフトを販売して利益をあげます。
ただし、ソフトが売れるかどうかは実際に販売してみないと分からない、
先行投資型ビジネスです。
初期費用が多くかかるが、追加投資は少なくて済みます。

ただし、不景気になると消費が減るためソフトやサービスの購入量が減ってしまうのが難点です。

他社にあまり依存しない為、比較的自立していいます。


「企業システムを受託開発(SI)」について。

人または企業のためにプログラムを書いて稼ぎます。
委託開発のため、とにかくクライアントを大切にす必要があります。
受注が決まれば収入が確定するので、経営状態は比較的安定しやすいと思います。後は、より良いシステムを納品しリピートを確保することです。

ただし、不景気になると人件費の低いSESに仕事が回っていく。


SI企業の多重請負構造について

そもそも何故、多重請負構造になってしまったのか?

それは、
大企業が開発を依頼したシステムは、膨大な量のデータの処理を必要としており、データセンターを持っていた大手SI企業しか依頼先がなかったからです。

しかし受託したシステムは巨大で、システムの要件定義を行い、システムを機能別に切り分けました。
機能別に分けたシステムの一部を子会社に開発を委託し、さらに子会社が中小企業や関連会社に開発を委託することで、現在の多重請負構造が出来上がりました。

この仕組みの欠点は、開発が他社をまたぐため、
開発費用が高額になること。開発に多くの時間がかかること。です。

そして多重請負構造が長く続いた現在、
大手企業は案件の窓口としての機能が強くなり、”要件定義”などに特化し始めます。

子会社や中小企業はひたすら受注案件の開発を行うので、”設計・開発”など技術力に特化するようになります。

そのため、中小企業は、蓄積した”技術力”で大手企業と差別化することができます。

大手企業より安い費用で、機能を分けて受注し、短期開発することで、
大手SI企業と差別化することができるのではないでしょうか。

データセンタの有無問題は、
クラウド(AWSなど)のおかげで安く(従量課金制など)利用することができる様になり解決方向に進んでいます。


参考までに、

TECH::NOTE ーIT業界の基礎知識ー


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