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諸行無常

こんばんは、ヨシモトです。

先週末、友人と「坊主バー」なるところに行ってきました。

「真夜中の駆け込み寺へようこそ!」

軒先はかなりの怪しさが漂っていましたが、酔った勢いで入ってみました。

カウンター席6席とテーブル席が1つ、マスターは元坊主!

仏教の話からお悩み相談など様々な話を聞いてくれます。

このお店のコンセプトは「お寺では出来ないこと」

特に宗教や宗派に敷居を設けず、坊主が色々な角度で話をしてくれます。

キリスト教もいけるそうです。

私は宗教にも歴史にあまり詳しくはありませんが、

信仰している宗派や宗教が別々の人が混ざり合った国、日本は不思議ですよね。

宗教が違っていても派手な争いはせず。

他宗教の人が来ても受け入れる。

日本人は信仰心が薄いということなのかもしれません。

私の意見ですが、日本の文化についても無頓着な日本人は増えていると感じており関係があるようにも思えました。

坊主との会話の中で日本人は戦後「誇り」を失ったのだと申しておりました。

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坊主に色々な話を聞いていましたが、その中で一番グサッときた言葉がありました。

それは「真剣だから腹が立つ」という言葉でした。

私は今まで、人間の一番不要な感情は「怒り」だと思っていました。

「怒る」と感情論になり冷静さを失う。

その場の空気は悪くなるし、周りの人は気を遣う。

私自身の経験上、感情任せに言葉を吐き、物事を進めた時はだいたい上手く物事が進みませんでした。

そして怒った自分を責めました。

もう一つ理由があり、
私の両親の間には喧嘩が多く、私はそれを見ていつも嫌な思いをして育ちました。
私が火種になった時には、何とも言えない悲しい気持ちに包まれました。
正直、両親のこともあまり好きではありませんでした。

怒ってはいけない。怒りは何も生まず悪なんだ、

そう思ってさえいました。

「真剣だから腹が立つ」

この言葉を聞いて救われた様な気がしました。

今まで怒り冷静さを失った自分、感情のコントロールができない自分を責めていましたが、それはそれだけ自分が本気だったんだという裏返し。

両親が喧嘩をしていたのは、それだけ真剣に「父親」「母親」をしていたんだなと思いました。

自分はされていたんだな。

そんなことを思わせてくれた素敵な週末でした。

時には自分と向き合い、過去の話を聞いてもらうのも良いものですね。

そうそう、タイトル画像のカクテルは「諸行無常」というそうです。

○「諸行無常」は
いつでもどこでも変わらない真実

○「諸行」とは、
形あるものも、形ないものも、
すべてのもの。

○「無常」とは「常が無い」。
今の状態が、そのまま変わらずに
続いていくということは、ない。


万物は流転する。

全ては流れる川のように、ひとときとして同じ姿を留めない。

意味は知らずに名前で選び飲みました◎

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