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楽しみながら走ってたの【書くンジャーズが勧めるオススメ映画】

「車は楽しみにいくために走ってたんじゃなくて、
 楽しみながら走ってたの」

僕の大好きな映画で語られるセリフです。

目的地に向かって、一秒でも早く、少しでも効率よく、わき目もふらずに走り抜ける・・・

「それって、大切なことを見落としてない?」

そう問いかけられているように感じました。

冒頭のセリフが語られるのは、ディズニー映画の【カーズ】

長男がまだ保育園に通っていた頃、特に中身は知らずに、『車が出てくるから喜ぶかな』くらいの軽い気持ちでDVDを買って一緒に観たのが最初でした。

主人公は、自信過剰で、他人を見下した態度の天才新人レーサー。
ふとしたきっかけでさびれた田舎町に迷い込んでしまい、そこでの出会いや体験を通じて心の温かさを手に入れる物語。

町は、昔はとてもきれいで賑わっていたけど、地形を切り裂いて高速道路が作られ、大きな街同士が直線で結ばれると、訪れる客はだんだん減ってほとんど誰も来なくなってしまった。

美しい景色が遠くまで見渡せる丘の上で、主人公が町の歴史を教わりながら聞くのが冒頭のセリフです。

40年前まであの高速はなかったの。その頃、車の旅って今とは全然違ってた。道はあんな風に地形を切り裂くんじゃなくて、地形に沿ってつくられてたの。車は楽しみにいくために走ってたんじゃなくて、楽しみながら走ってたの。

長男以上に、僕の方が感動していたと思います。

僕もまだ20代後半。
仕事も家のことも、がむしゃらにやりながらも、何となく人生はこれでいいんだろうかと考えていた頃です。
毎日をゆっくり味わうような余裕はありませんでした。

本当は、そんな毎日の中に、嬉しいことも楽しいことも転がっているし、子どもたちと過ごせる時間はとても貴重なのに。

そのことをしっかり心に刻んでくれました。

長男に続いて、次男、三男もカーズを気に入って、もう何十回一緒に観たか分かりません。

子どもが生まれた友人には、出産祝いにカーズのDVDをプレゼントしたこともあります。
何人かに、半ば強制的に・・・(笑)

カーズは、その後【カーズ2】【カーズ/クロスロード】が公開され、全部で3作品が楽しめます。
まだ見たことがないなら、ぜひ最初から順番に!

1作目の【カーズ】への思い入れが深くなればなるほど、3作目の【カーズ/クロスロード】で泣けますよ。

小さいお子さんには、人気キャラクターのメーターが奮闘する、スピンオフ作品もオススメです。



毎週、週替わりのテーマに対してメンバーが日替わりでそれぞれの思いを書き綴る『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【書くンジャーズが勧めるオススメ映画】です。

家族全員でカーズをオススメするのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)でした。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

他のメンバーがオススメする映画も、要チェック!!

それでは、またお会いしましょう。

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