TOEICの日記

TOEIC。Test Of English International Communication。

英語力の指標としてかなり普及している印象。企業の求人募集なんかでもTOEIC○○点以上、みたいな募集要件があることも多い。

思えば、こいつから逃げ続けの人生だった気がする。

どちらかといえば大企業に勤めているので、同僚の多くはこいつのスコアをもっている。しかも、英語の専門職並みの点数をとっていることもある。
TOEICの教本の著者みたいな点数とってんじゃん。なんなん?

それもそのはず、僕の勤める企業はグローバルなやつなのです。グローバル企業です。そら、英語もできるわ。
というか、なぜ僕はここにいるのだろう?

もちろん、業務で英語は使う。業務の内容によって使う頻度はかなり違うが、基本的には英語使う。
でも、メインは機械設計なのである。機械のメーカーなのである。機械が設計できればOK。英語は使えなくてもなんとかなる。というか、なんとかなることにしてもらっていた。
今日も英語で書かれた仕様書を読み解き読み解きなんとか機械を設計した。電子辞書と第六感をフル活用してなんとかなった。
なんとかなったけど……。

いやー、無理があるね。不条理だよ。英語、学ぼうよ。その方が、僕にとっても会社にとってもいいじゃない?
僕の英語力の儚さは会社も知っているので、これまでいくつか英語のセミナーを受けさせてもらってきた。しかし、英語ができないのにグローバルに働いてきた僕は、英語圏の人に英語なしで接する技術を身につけてしまっている。笑顔とジェスチャーとあいまいな発音でなんとかしてしまう。英語講師に対しても。努力の方向がちがう。そんなのは誰も喜ばない。

そしてこの7月で僕の英語セミナー受講は打ち切られる。そして、TOEIC試験を受けるように指示がきた。これまで僕にかけた数十万の教育費のもとをとれということだろう。上司の視線がギラついている。

これは熱い展開である。しばらく英語ります。


最後まで読んでくれてありがとー