本当の敵は外(社外)じゃなくて中(社内)

しがないマネージャーをやっていると社内政治っていうのに仕事を汚される場面が多々あります。僕なんか別に出世欲とかもないし、やりたい仕事を気持ちよくやりたいと思っているんですが、基本他人は隣の芝生が青いものです。青々と生い茂っていて自分のテリトリーの芝が枯れていたりすると、ねたみ、そねみの格好の餌食になったり、誰かのアピールや誰かの出世のためや保身の為に苦い思いをする事ありますよね。

会社内で生きている以上、しながないサラリーマンとしては許容して甘受するというのも処世術ですが、なんかそれってどうなのかな?って思う事があります。お客様との良好な関係で、一緒に仕事をするパートナーもすごく協力的で、この仕事が楽しいってプロジェクトがあったとしても、何かと横槍入れてくる人とか、非協力的な部分が出てくるような部署ありますよね?

だって僕たちが目立つと面白くないんだもの。それは自分も逆の立場であればそうなる事もあるって理解してます。でも、その気持ちは横に置いといてお客様の立場に立った場合、それって今必要な横槍なの??って思うわけなんですけどね。ホントくだらない事に時間使っているなあって思います。

これ、俺はいいと思うけど、〇〇さんに話を通しておいたほうが良い。

とか言うくせに、その〇〇さんに、この件は〇〇の部分でリスクがあるとか、〇〇さんの上司はよく思ってないとか・・・ネガティブ情報入れておくから余計にめんどくさいなあって。

処世術を鑑みると長いものに巻かれるのが最小のダメージであるのは否めないけど、仕事ってそうじゃないよね?利益を追求するために生きているのがベースロードにあって、そのベースを維持したり、拡大するためにお客様に価値を提供するのが仕事であって、それを導くために社内の色んな人がいて、うまくやれるからこそ、「仕事って楽しいよね」って思えないでしょうか?

なぜ、これを書いたか・・・今日とっても、とっても仕事で嫌な事があったからです。相手の部署に意地悪されているような出来事。こっちには膨大な手続きと書類を作らせてお伺いを立てるみたいな行為をさせているくせに、それが自分の部署で仕事を進める上ではノーチェック、ノー書類。で楽して仕事していてさ、それさすがにどうなの??って言ったら、俺たちはいいんだって言われてね。お前たちはジャイアンか・・・と。

ジャイアンの法則

お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの

みたいな話があったんだけど、でも僕は知っているのです。本当の真理は、鋼の錬金術師のフレーズ

等価交換の法則

何かを得るには、何かを代償に支払わなければならない。

多分、それで相手の部署は得をしたのかもしれないし、でも、その代償として僕らの部署の信頼を失っているという事に気がつかないことが滑稽だなあと思った。

仕事は、助けられたから、助けたいと思うもの。

仕事は、嫌だなって思う事は、決して成功しない。

だから、仕事は信頼関係でしか成り立たない。

少なくとも私はそう思いたい・・・




とある企業に勤める新米マネージャー 昔課長島耕作に憧れを抱いていたけれども、いざ自分がなってみると感じたリアルとバーチャルの境目に苦悩する日々をつらつらと書いたもの