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図書支援員の皆さんと

私の仕事には、いくつかの担当があるのですが、そのうちの一つが学校図書館の担当です。
そのため、図書支援員の皆さんと御一緒する機会も多く、4月は何度も研修会を開いています。

その中で、特に強く感じたことが二つありました。

一つ目は、図書支援員の皆さんの仕事がクリエイティブだということです。
失礼ながら、図書支援員のお仕事について詳しく知らず、本の貸出や本の管理こそメインのお仕事だと思っていました。
ですが、実際はそうではなくて、こどもたちがどうしたら豊かな読者生活を送れるかを考え、いろいろな工夫をされていました。
どんなものを、どんな場所で、誰とつながって行うのか。
とても大切な視点だと感じました。

二つ目は、もっと授業で図書館を活用し、支援員さんと関わるべき、ということです。
活用されている先生もたくさんいらっしゃいますが、一年を通してほとんど来ない先生もいます。
読者とか調べ学習とか、そういった話ではなく、教室で学ばなければならないという考えを一度リセットしてほしいという話です。
教室と図書館(図書室)という環境を、こどもたちが自己決定できるだけで、学びへのモチベーションは上がり、可能性が広がります。
安全に留意した上で、こどもたちの自己決定の幅を広げることは、どの先生にも取り組んでほしいと感じました。

何も考えなければ、ただ時間の過ぎていく研修会です。
でも、考えながら参加すれば、必ずそこに学びが生まれます。
毎日の仕事の中に、学びとやりがいを見いだしていきたいですね。


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