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Column #15 上気道美人のススメ

顔の肌のことを気にする人は多いと思うけれど、その内側の肌=粘膜を整える、エステすることについてはどうだろう。鼻から喉にかけての器官を上気道という。風邪を引くということは、上気道が急性の炎症を起こすということ。そうならないようにいつも入念にケアをしておけば、風邪を引かない。花粉症を和らげることもできる。

僕にとってはもちろん、いつでも良い声が出せて、それが良い仕事にもつながるということ。ナレーションの仕事も増えてきたので、やっぱりいつでも良い声でいたいという意識が強くなった。もちろんレコーディングやライブもそう。いつからか自分の理想の声が出せるようになった頃から、歌の調子は単純に喉の調子と思うようになった。

そういう僕も、いつも100%保てているかというと、なかなかそうではなくて。最近の人に多いらしいけど、慢性の上咽頭炎持ちで、すぐ喉が痛くなってしまう。日々のストレスも関係しているかもしれない。とにかく人一倍風邪を引きやすいので、同じ分だけ人よりも気にするようにしている。結果、想いが溢れてこのコラムも書いてしまうわけで。

上気道がいつもキレイな人=上気道美人になるために僕が書きたいこと、実際には無数にあるので、ここでは先日のラジオでも話した2点だけ、書いてみたい。

まずは鼻うがい。起きた後と寝る前に2回するようにしているが、調子のいいときはしないことも多い。東京鼻科学研究所の「ハナクリーンα」というポンプを使って、そこに水とお湯を合わせて40〜42℃に調節したお湯に、サーレという粉を混ぜて体液と同じ塩分と浸透圧にして、あとは鼻に向けてシュポシュポ。

そうすると、もう片方の鼻の穴や、場合によっては口からもお湯が出てくる。それを300ml分繰り返す。まったく痛くないし、なおかつ温泉に浸かったみたいに気持ちいい。一時期はサーレではなく塩でやってみたが、痛くてダメだった。ちなみになかなか調子が上がらないと思ったら、1日4回までならOKだとか。

もうひとつは加湿器。もう冬は越えたが、まだしばらくは乾燥しているので続けたいところ。しかしあまり部屋を加湿しすぎてしまうと、ピアノなどの楽器の状態が悪くなってしまうし、部屋の壁も劣化しやすい。顔のまわりだけを加湿できる、そんな都合が良いものがないだろうかと探していた。

いま愛用しているのはOMRONのパーソナル加湿器。鼻と口、まさしく上気道に向けてピンポイントに加湿してくれる。これをベッドサイドに置くという人が多い。朝まで潤った状態で眠れるし、マスクもいらない。でも自分の場合は、仕事部屋のパソコンの横に置いている。これで鼻と喉だけが潤っている状態で1日仕事ができる。導入してから今年は一度も風邪を引いていない。

上気道は自分ではなかなか見ることができないし、実際見えたら気持ち悪いかもしれない。突飛な例えだけど、由緒あるお寺の見えない骨組みが美しいように、こういう見えない部分こそ美しさを求めたら、それはそれで豊かな人生になるのではと思ったりもするのだ。


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青木慶則(ex-HARCO)

シンガーソングライター・青木慶則(ex-HARCO)のノート。ライブの記録、マンスリーコラム、プレイリストなど。将来的に無料・有料コンテンツを組み合わせ、楽曲などの発表もできたら良いなと思ってます。

青木慶則のマンスリーコラム

毎月、月末にコラムを執筆します。