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Playlist #1 Memories&Discoveries プレイリスト 「ニューヨークで見たジャズのライブから」

このnoteに、新たなマガジン「青木慶則のプレイリスト」を立ち上げました。ここで、その時々の自分のオススメの曲を紹介していこうと思います。

さっそく第1回目は、今日の早朝に全国のJFN系列FMラジオ(31局)の番組で選曲を担当させてもらった、30分ほどのプレイリストの内容を紹介します。テーマは「ニューヨークで見たジャズのライブから」。

「ニューヨークで見たジャズのライブから」

1 Camila Meza ”Para Volar”
アルバム “Traces”

チリ出身のギタリスト兼ヴォーカリスト。老舗ジャズクラブ「Bitter End」にて、彼女が参加するトロンボーン奏者Ryan Keberleのバンドに紅一点として参加していて、そのギタープレイや存在感が気になったので。

2 Akiko Tsuruga “What Now My Love”
アルバム ”St. Louis Blues”

アップタウンに位置するジャズクラブ「SMOKE」にて。大阪出身のオルガンプレーヤー。トランペッターのご主人も参加するライブを堪能。

3 Oscar Jerome “Do You Really”
シングル “Do You Really”

イギリス在住のソウル系シンガー。G.Loveを彷彿とさせる脱力感が心地よい。ちょうどマンハッタンのいろんな場所で同時開催していた「WINTER JAZZFEST NYC」のなかの、イギリスのDJ&レーベルオーナーであるジャイルス・ピーターソンがナビゲートするブリテッシュジャズを紹介する企画に出演していた。

4 Michael Occhipinti “Beautiful Boy (feat. Laila Biali)”
アルバム “The Universe of John Lennon”

ポップス志向のジャズピアニスト兼ヴォーカリスト、ライラ・ビアリのライブをピアノトリオ編成で見て。多ジャンルのライブが、いくつものスペースに分けられて行われている「Rockwood Music Hall」にて。このアルバムはジョン・レノンのカバーコンピレーション。

5 Anna Webber's Simple Trio “Meme”
アルバム “Binary”

こちらも「WINTER JAZZFEST NYC」から。大江千里さんも通っていた「NEW SCHOOL」の教室で観覧。フリージャズであり、無調の現代音楽でもあり。

6 Terry Waldo & Bo Grumpus “True Blue Sam”
アルバム ”Kinky and Sweet ”

ビリヤードや卓球など、いろんな遊びが楽しめる「Fat Cat」という店の片隅で。フリーライブながら、結構センスのいいアーティストが集まるというのを聞き付けて。入場料の3ドルだけで見れてお得。ベテランのラグタイム系ピアニスト兼ヴォーカリスト。

7 Billy Stritch “The Best Is yet to Come (Live)”
アルバム “Jazz Live”

有名ジャズクラブ BIRDLANDにて、Gabrielle Stravelliという女性シンガーとのデュオのライブに触れる。トークも軽快で、熱いなかに礼節も尽くされたエンターティナーたちによるひととき。ベン・シドランのような洒脱さもあり。好きな作曲家Cy Colemanの曲も歌ってくれて嬉しかった。