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未来からきたヒトはいないから

下半期からスタートする新しいITプロダクト開発のキックオフミーティングを行いました。INCRAVEの関連子会社インクレイブR&Dと共同開発パートナー会社さん、そして本社ITプロダクト開発チームが参加して、なかなか大きめ。

うちの会議やミーティングは、いつも上座席や指定席を作りません。「ものづくり」に職制や入社経歴などの要素が絡みすぎて、ヒト(技術者)の違いを活かした集団思考が機能しなくなるのが、とにかくイヤだから。仕事を前にすれば、所属や立場や年齢の上も下の関係ありません。社長だろうが何だろうが、そういう権限は利かない会社になっています(笑。

それにしても、「いまは無いもの」を考えて、リリースから先の提供期間までを見極めたプロダクトサービスを「つくり出す」というのは、やり甲斐や面白みが大きい反面、なかなか大変な仕事です。
なにしろ、バック・トゥー・ザ・フューチャーみたいに未来からやってきたヒトは誰一人いないわけですから、全員が全員、自分自身が知り得てきた経験とか知見、現在技術しか持っておらず、そこからそのモノ(製品やサービス)を捉えて見通していく仕事なので、当然といえば当然です。

とくにプロダクトアウト型のサービス開発というのは、それがヒット(多くのお客様のITビジネスに貢献できる)するのかしないのかの「正解」は、それこそ「結果」を見てみない限り分からないところがあります。
それでも、各分野のエキスパートたちが喧々諤々、新しい投下技術やチャレンジ範囲をどうするかとか、従来概念にはない新サービスとしての在り方とか、その「正解」の「根拠と仮説」をひたすら追求していきます。

これを過去勝率で見ればそれは決して簡単ではないし、そもそも目指さなきゃ苦労もしない話なんですが、「0から1をつくる」や「やってみなけりゃ分からない」という仕事は、いつもめちゃくちゃ楽しいです。

まぁ、これが INCRAVE だから仕方ない(笑。

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