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朝からつくれ

さいきん少し思うことがあって、久しくやっていなかった朝一出社を仙台オフィスでもまたやっていこう、と考えていて、朝の動き方やサイクル変更をテスト中。今朝も同僚に負けることなく一番。再開以来、二勝目です(笑。

… という、勝ち負け論のことは、冗談。

人と組織をつくろうとするとき、口うるさい先輩方に「朝からつくれ」と教わってきました。自分が初めて部下を持ってチームを任されたようなときでした(きっと見るからにダメダメリーダーだったんでしょう)。

今みたいな上にいる立場や役職になってしまうと、ぎりぎりとか始業過ぎに出社したところで誰も文句が言えません(言ってくれません)。それに甘えられたり、自分で大義名分や理由が勝手に作れちゃう(恐ろしい)立場なので、その使いこなし方においては、「役職」よりも「ヒト」のほうが先を走っていないと信頼してもらえないと思っています。

ひとりまたひとり出社してくる仲間と元気な顔と声で挨拶し合って、たわいもないことをおしゃべりしたり、少しは仕事のことを雑談したり、掃除時間になったら手分けをして職場をきれいにしたり。別にすごいことをするわけじゃなく。
あ、上の人たちが定時前から周りに目もくれずに仕事している姿、あれはダメかな(笑。いろんな意味で。

定時後はその逆で、サッといちばんに帰っていったほうがいい。
上にいる立場の人がいつまでも残っているとみんな帰りにくいし、それに付き合わせちゃうのは、みんなの自由な時間を奪ってしまいます。夜は遊ばないと(笑。
仕事エンドをいい加減に考えていくと、知らず識らずのうちに残業体質(時限や予算などの遵守感覚がズレていく)のほうに向かっちゃうことにもなります。

なので、うちは数年前から「残業ゼロ」を基本的な時間レギュレーションにして、会社づくりを進めています。

先輩方から再三にわたって言われてきたおかげで「こういうことなのかな」ということがだいぶ分かってきたけど、満足のいく会社づくりの結果にはほど遠い(5%くらいしか出来上がっていない=この先にまだ95%も見えていないことがある)ので、まだまだ「やれること&やらないといけないこと」のほうがいっぱいです。

朝は仕事前にそんなことをじっくり考えることもできます。

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