出来そうで出来ない。簡単そうに見えるのに簡単ではない。
スポーツでも演奏でも絵や彫刻、工芸、はたまたマジック…凄く上手な人がやる事って、傍はたから見ると簡単そうなんだよね。
でも、そう見える理由は簡単で「余分な力も無駄な動きも一切ないから」なんだよね。
意味のない力りきみも澱よどみもない、流れる様な美しい動きは「出来そう」と勘違いさせるものだ。

当然、ちょっとやそっとの努力や練習で出来るはずもなく、多くの人が己の力不足による挫折を経験することになる。
これは上手な人が悪い訳ではない。上手いが故に「簡単そうに見えてしまう」だけだからだ。たゆまぬ努力と飽くなき練習の賜物たまものであることは疑いようがない。

駄菓子菓子！もとい、だがしかし！
わざと簡単そうに見せているが、実は誰がやっても絶対に出来ないというモノもエンターテイメントの世界では存在する。
そう、「仕掛け」があるのだ。
今回はそれを体験した時の話。