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パット・メセニーについて短く。

先日BSで放送されたパット・メセニーのNYでのライブ映像を観た。

メセニーは、NYに住んでいるという事で、住んでいる街ではステージに上がりたくないという感じで、メセニーにとっては非常に珍しいライブとの事。

現在NYは大変な状況であるので、複雑な気持ちであったけど、

メセニーは良い意味で少年の様な純真な心を持つ明るい精神の持ち主だと思うので、
きっとこういう時間も創作に充ててる、と思う。想像だけど。

ジャズは金にならない音楽だと思うので、

ロック、特にヘビーメタルのモンスターバンドとかは自家用ジェットで移動し、郊外に大邸宅を構えているイメージだけど、

そういう環境で創作意欲、モチベーションを維持する、更に超えていくのは、同じ人間としての想像だけど、
かなり難しいのではないかと思う。

その点ジャズミュージシャンは、表現者としては非常に恵まれているという、皮肉ではなくて、
よそ見せずに本来の音楽に集中する環境にある、ピュアな音楽表現が可能といえるのではないかと思う。

お金になるかどうかは憶測でしかないのだけど、
パットの初リーダーアルバムにも参加した、
まさに神ベーシスト、ジャコ・パストリアスの悲惨な最期の様子を後からだけど知った時は、

あの超スーパーベーシストのジャコが?!?!

と、複雑というか、なかなか受け入れられなかった。

マイルス・デイヴィスは帝王だったので、イメージとしては大金持ちだったと思うけど、それも実際の所は知らないので…

このメセニーのNYライブの映像でも、
メセニーが街中のライブハウスにふらりと入っていく姿を見て、
音楽界の至宝なのに、
あまりに自然体なので、
そんなもん…?!

と、不思議な感覚になったので…とは言っても、メセニーがロールスロイスで乗り付ける所は想像しにくいので、自然体こそメセニーらしいとは思います。

メセニーは、マイルス亡き後、いちギタリストとしてだけでなく、

大きな喪失感にあったジャズ界の後継者として牽引していった(ように自分には見えた)

よく名ギタリストを讃える時に、
「一音聴いただけで彼のギターだと分かる」
というけど、

パット・メセニーの音は、まさにそれが当てはまる。

様々な音色のディストーションを使っても、パットらしいし、
アコースティックギターでもパットそのもの。

どんなに実験的な事をしても、聴きやすくてポップに聴こえる。

昔はよくテレビの天気予報とかのBGMに使われていた印象があるので、
メセニーの音楽は、無意識レベルで多くの人が耳にしている筈。

難解な事をポップに聴かせるというのは、まさに天才というか、匠というか、
メセニーの音楽は永遠だと思うけど、
同時代にパット・メセニーが存在するという事自体、マイルスの時と同じく、
幸せな事だと思う。

メセニーの事を書くと後から後から書きたい事、書くべき事が出てきそうだけど、

追記はなるべくせずに、
是非YouTubeででも良いので、実際にパット・メセニーの音楽を聴いて欲しいと思います。

どれだけ前かは忘れたけど、テレ東の深夜の番組で、
佐藤江梨子さんがまだグラビアデビューで注目され出した頃、女優をやり始める前の新人時代に、

サトエリちゃんに、番組ゲストの大槻ケンヂ氏が、

音楽やりたいならパット・メセニー聴いた方がいいよ〜

と話していたのを覚えている。

大槻ケンヂとメセニーは結びつかない感じだけど、
メセニーミュージックはジャンルの垣根を超えている。

自分も音響の仕事を齧っていた時、
元プロのジャズドラマーだった社長から、

アンプの音質を確認する為にはパット・メセニーのCDが適していると教えてもらった。

そんな、まさにメセニーミュージックのパートナー、PMGのキーボーディストにして作曲、アレンジの右腕のライル・メイズが昨年惜しくも亡くなったので、
PMGとしての活動は、もう無いのだろうな…非常に残念。(前の方で、パットは外出禁止中にも創作してるだろうと推測を書いたけど、このライブはライル・メイズの訃報の前だったので、パットにとっては大きな打撃だった筈…追記しました。)

パット・メセニーの音楽は、
物語というか、
まさにメセニーワールドに連れていってもらえる、
こんなミュージシャンはどのジャンルでも、実に稀有な、
どんなジャンルの音楽ファンでも惹きつける、ギターの可能性を広げた、唯一無二のピュアな表現者、音楽家だと自分は思っています。

辛い現実から目を逸らさない事は大事だけど、

明るい理想郷を描いて、もう一つの世界、パラレルワールドは誰にも何にも邪魔をされない世界。

その世界に入る事も大切な事だと思うので、パットメセニーが作り出したパラダイス・楽園が存在する事を、知らなかったり、もしくは忘れていたならば、是非とも知って欲しいと思います。

サミー・ヘイガー&ザ・サークルの「ロックダウン・セッション」

自分達も楽しんでるし、ファン達は当然嬉しいセッション。 

カバー演奏というと、日本人は完コピしないと色々言われる、指摘される傾向が強いけど、初心者ならば細かい所まで寄せていく事で得る事もあるだろうけど、

彼等程になれば、各々の個性を出してこそ面白いし聴き応えあるので、自分達の持ち歌・曲のように演り、そう聴こえる方がいいよなあと思います。テロップ見るまでは、イントロが聴き覚えあるけど…誰の曲だっけ?…という程個性を発揮していて流石だと思いました!!

ジェイソン・ボーナムは勿論ツェッペリンの要、故ジョン・ボーナムの息子だけど、

自分はずっと前から、ツェッペリンと対比されるバンドがディープ・パープルなのが、それは日本だけなのか知らないけど違和感があり、

ツェッペリンとTHE WHO(ザ・フー)が編成的にもメンバーの役割的にもかなり符号してるので、

ツェッペリンとザ・フーこそ並び称されるべきだと思っていたので、やはりなっ!と思いました。

これは、ロックダウンチャレンジ1回目の時のそれぞれの動画をアップしているもので、

まさにレコーディングはこうするのか〜という面が観れてラッキーです。

もはや元ヴァン・ヘイレンのとか付けなくても、サミーの盟友、ベースのマイケル・アンソニーは、実に楽しそうに(この動画ではないので彼等のバンドのインスタページへ)いつの間にか指弾きになってたし、

ここに貼ったジェイソン・ボーナムは、ツェッペリンの再結成ライブでも叩いた様に、世界一ボンゾ(ジョン・ボーナム)と同じドラミング出来る人。

個人的にボンゾのドラムが大好きで、ハマっていた時はジョン・ボーナムののセッション集も買いました。

ギターのヴィク・ジョンソンは、控えめな性格の様だけど、何でも弾けるテクニシャンで、

まさにサミーの人徳で、ハッピーなグルーヴを楽しませてくれるバンドのロックダウンチャレンジが毎回楽しみです!!

追記を纏めます。(NYの医療従事者さんによる、コロナ対策、感染しないには?の動画は最後にあります。兎に角「手で顔に触れない事」です)

これは今年一月のインスタ動画にありました。

何とホワイトスネイクのデヴィッド・カバーデイルとサミー・ヘイガーが、お互いの事を語っている様で、

サミーはカバーデイルとの共通項として、ホワイトスネイクに、サミーのデビュー時のバンド「モントローズ」のドラマーだったデニー・カーマシーがホワイトスネイクにいた事がある、と、名前だけ聞き取れたので…

長いキャリアの二人だけど接点ある様には見えなかったけど、サミーはHR/HMというジャンルに捕らわれないで、あらゆるジャンルのミュージシャンとセッションしたりしてきたようにオープン・マインドな性格なので実現したのかな?これはお酒の販売か何かでのカバーデイルとの共演のようです。

サミー・ヘイガーの、ヴァン・ヘイレン以降、ソロキャリアでの長年のバンドのギタリストはヴィクター・ジョンソンだけど、ハイテクギタリストの第一人者であり開拓者のジョー・サトリアーニをフューチャーしたチキン・フットでは、ギタリストは勿論ジョーでした。

ジョー・サトリアーニの最近のツイートに、チキン・フットでの思い出がありました。

唐突に自慢を差し込みます…TLにサトリアーニのツイートがあったので久しぶりに訪問したら、

やはり相互フォローされてありました😭

個人的に、というかツイッター(SNSなど)の相互フォロー自慢というのは痛いけど…💦

以前、といっても何年も前だけど、自分のYouTubeチャンネルにツイッターとFBのリンクを貼っていたので、そこからフォローして下さったと思われるギタリストさん達がおられて、サトリアーニ師もその頃にフォローしてもらえたのだと思います。今はYouTubeには日本の歌謡曲とかばかり弾いてるのを載せてるけど、海外の曲もまた載せたいものです。ギタリストさん達にフォローしてもらった時は、アドリヴで速弾き動画を投稿していたのだけど、今は自分のYouTubeは「ギター版ジュークボックス」という設定にしてるけど、気が向いたらやろうかな。

(でも、自意識過剰なのか、部屋でアンプ通してギター弾くと、周囲から白い目で見られたりしてそうで…YouTubeにどんどん投稿する為に弾きたいのだけどなかなか…)

3/8のBSプレミアムで遺伝子にスイッチを入れるという、一見、というかきちんと書かないとトンデモ認定されそうで要注意だけど、勿論きちんとした研究者さん達による内容で、その中の一つの項目として、「音楽の才能」について、遺伝子によって決まるのか?環境(後天的性質)によるものか?というのがあり、暫定的な答えは「音楽を沢山聴く事」と聞いて、ずっこけそうになったけど、その部分しか観てなかったけど、非常に希望の持てる内容だと思います。ある物事に集中(フォーカス)していると、その事に対するスイッチがオンになるのだろうなあという理解を自分はしました。

「個人的に」物凄く重要だと思いました。(サムネイルだけ見るとスルーする事多いけど、聴いて良かった)

要約すると、(これは数年前の動画だけど、今の時期特に)様々な言説を好き勝手言ってる人がとても多いけど、一々八方美人になると、それは無理だし、誰かの言う通りに従って生きると100%不幸になる。そして、好き勝手自論を述べる人は絶対に(3/8の記者会見で図らずもこの国のトップが暴露したように)

「責任を取らない」のだから、と、樺沢さんのお話。

責任取れないならその職を辞めるべきなのに、これまで政治は我々庶民が放ったらかしにされてきたから…もう自分は誰も責めはしないけど、もし責める発言した場合は、自分(筆者)が精神的に追い込まれていると受け止めてもらえたらと。

その上で、この人は何に追い込まれてるのか?と、感情的に巻き込まれないで感情的反応をしないで、推測してもらえたらと思うのだけど、

自分に限らずです。感情的に反応してはいけないと、様々な勉強チャンネルを聴いて学習しました。

自分は、樺沢チャンネルとか、勉強チャンネルも視聴してます。

今回のコロナ禍になってから物凄く悩んで追い込まれてたのはいくつかあるけど、情報による各々の意識の違いで生じていたので。

上に貼った動画では、直接的にはそうは言ってないけど、従わせようとする人の言葉なんか聞かなくていい、という様にも解釈出来る事を話されていたけど、自分にもそういう面があったなあと。神経過敏に過ぎたと冷静になって思いました。

関東と関西の一部に緊急事態が発令されて、その内容は酷かったけど(自分も親族がスーパーで働いてたりするので)

あんなトップでも、発令された事で従う、自粛が当たり前、という空気になったので、個人的に少し肩の荷が楽になった感はあります。

色々追記したけど、樺沢チャンネルで頻繁に言われている、生活習慣を正しくすると、自己治癒力、すなわち免疫が高まるという事なので、これは今もコロナ後も大切な事だと思いました。

NYで医療従事されてる方のビデオから、要点を説明されている動画です。元動画(日本語字幕なし)へのリンクもあります。

一言で言うと、手で顔を触らない事。

そのプロテクションの為に、マスクが非常に有効との事です。

4/9追記。

自分は医療の専門家じゃないし…どころか最も離れた地点にいる…健康意識低いので、ネット(YouTube)で得た医師からの情報で、二月半ばからかなり気をつけてきて、兎に角除菌に努めてきて、それが大変なので、自然と外出を控えていたのだけど、少しずつコロナの概要、形が見えてきた感じで、上に貼った動画で「成る程ね」と合点がいきました。

うん、自分が一番危ないじゃん。喫煙してるし。甘いもの好きで太ってるし。

なので、収束宣言あるまでは引き続き#stayhome

この期間は、かなり個人的にも日本の問題点についても、生き方諸々、色々見えてきました。

決して無駄にはしない。

意のままにならない状況は慣れてるし、言うならば今後はもっと自主性を持って主体的に動かねばと、前から薄々思いつつも蓋をしてきた事が明確化されて、そういった人は自分だけじゃないと思う。

人生はゲームだと割り切る、思い込むと楽しめる筈…自分は一切ゲームやらないけど…

自分は長生きをしたいとは若い頃から思ってなかったけど、人生設計、人生計画すら立てずに生きてきてしまった事は反省点でしかないので、

やりたい事だけは沢山あるので、その為にも少しは知恵を使おうと思います。YouTubeはそういう点でもかなり為になるなあと感心してます。




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