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【WBC】準々決勝 オーストラリア対キューバ

みなさんこんにちは❗
今回は少し遅くなりましたが16日に行われた準々決勝オーストラリア対キューバの試合の流れや見た所感を述べていきます。


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スターティングラインナップ

最終スコア

オーストラリア3―4キューバ

試合の流れ

 先制点を上げたのはオーストラリア。2回表に先頭の4番ジョージがあと数センチでホームランという当たり放ち0アウト2塁とします。

 確実に1点が欲しいオーストラリアはバントでランナーを3塁に進め、6番のウィングローブに託します。

 ウィングローブは期待にしっかり応えカウント0‐1からライトにタイムリーヒットを放ち、先制します。

 勢いに乗りたいオーストラリアでしたが続くウェイドの打球はファーストライナーとなりランナー戻れずゲッツーとなります。

 キューバとしては追撃を阻止することができました。

 その裏、キューバも2アウトから1.2塁のチャンスを作りますが9番ムヒカの打球はセンターフライとなり同点とはなりませんでした。

 3回裏。
 オーストラリアは先発のケントを2回で降ろし、ニューボーンをマウンドに上げます。

 しかし、先頭を四球で歩かせると続く2番モンカダがこちらもあと一伸びという打球をレフトに放ち0アウト2.3塁のチャンスを迎えます。

 ここで打者はホワイトソックスのルイス・ロバート。 結果は惜しいショートゴロでしたが3塁ランナーが帰り、同点となります。

 しかしまだまだ強打者が並ぶキューバ。続く打者はソフトバンクのデスパイネ。
 
 低めの変化球を逆方向に流します。予め引っ張りを警戒していたシフトの逆を突きます。
 
 しかし、これをセカンド・グレンディニングがダイビングキャッチ。

 勝ち越しのピンチを救います。

 続く打者も抑え、オーストラリアは0アウト2.3塁の大ピンチを1失点で凌ぎました。

 5回表。この回先頭のケネリーの当たりはレフトへの長打コースの速い打球、しかし、これをサントスがジャンピングキャッチで防ぎます。

 このプレーで勢いに乗ったキューバはその裏の攻撃、1番からの好打順。

 ヒットと四死球で0アウト満塁になり打者はデスパイネ。カウント1‐2からライトへ犠牲フライを放ち2―1と勝ち越します。

 勝ち越したキューバは続くアルエバルエナが繋ぎ再び満塁にします。ここでオーストラリアはケネディをマウンド送ります。

 絶好のチャンスで打席に立った6番ギベルトがライトへのタイムリーヒットで2点を追加し4―1となります。

 3点リードされたオーストラリアですが、すぐさま反撃します。
 一人ランナーを置いた状態でウィングローブがライトへのツーランホームランを放ち1点差に詰め寄ります。

  1点差に迫りますがオーストラリアはあと1本が出ない状況が続きます。

 対するキューバもランナーを出しても牽制で刺されるなど、どちらもチャンスを活かせないまま試合は8回に進みます。

 8回表。
 キューバはこの回からマウンドにソフトバンクのモイネロを送ります。
 しかし、1アウトから制球が乱れ2者連続で四球を出してしまいます。

 オーストラリアとしては願ってもないチャンスですが、9番のボヤルスキーは三振。
 1番のケネリーはライトフライに倒れます。

 ピンチでもしっかりと修正して抑えるあたりはさすがモイネロといったところでしょうか。

 8回裏。
 キューバは四球で出塁したランナーをバントで送り1アウト2塁のチャンスを作ります。

 ここで打順ドレイクに回ります。  
 結果は痛烈なセンター返しでタイムリー、とはならずシフトを引いていたオーストラリア守備陣に捕られダブルプレーとなります。

 キューバに行きかけた流れを再び呼び戻したオーストラリア。
 最終回の攻撃に全てを懸けます。

 しかし、キューバは絶対的守護神ライデル・マルティネスをマウンドに上げます。

 オーストラリアはこのマルティネスを打ち崩すことが出来ず最後は7球粘った4番ジョージが空振り三振に打ち取られゲームセットとなりました。

 1点差に迫りながらもあと一本が出なかったオーストラリア。

 反対に迫られながらも投手陣と野手の固い守りでリードを守り切ったキューバ。

  本当に見応えのある素晴らしい試合でした。

 実はこの試合は東京ドームで行われた日本が出場しない試合では過去最多と思われる35,000人の観客が試合を観戦しました。

 WBCが年々世間にも浸透していることを感じられた印象的な試合です。


ヒーロー(キューバ)

ヨエルキス・ギベルト(Yoelkis Guibert)

 非常に悩みましたが、満塁の場面でしっかりとタイムリーを放ったこと。結果、このタイムリーヒットが決勝打となった部分を見てこの試合のヒーローはギベルトだと考えました。


まとめ

 いよいよキューバ代表は因縁のあるアメリカとの対決ですね。
 本当にどんな試合になるか楽しみですね。 

 キューバと日本の決勝であれば2006年以来。
 アメリカと日本であれば決勝では初対決、そして日本は前回のリベンジなるか。

 まずは日本がメキシコに勝たないといけないですが、いろいろと想像が膨らみますね。

準決勝
アメリカ対キューバ 20日 8:00


最後まで読んでいただきありがとうございます!

次回の投稿でお会いしましょう。

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